ザッザッザッ……歩き回って何時間多分正確には3時間かな
流石に疲れた…
悟)ずっとぐるぐる回ってる感じだね……大丈夫?疲れてない?
霖)はい…
悟)の、割には疲れきってる顔だね…少し休憩しよっか
悟さんは「少し待ってね」と言って当たりをキョロキョロと何か探し始めた
霖)??
悟)うーん…木を倒すか
悟さんは大きな気の近くに行ってドゴッと、物凄い音を立てて木を倒した
霖)うわぁっ!
悟)こっちおいで地面に座らせるなんて可哀想だからね
霖)あっ…(だから木を倒したのか)ありがとうございます!
悟)いいよいいよ、暫くはのんびり休も
悟さんは「o。.( ´O`)〜〜」と欠伸をして眠そうにしている
霖)うーん…結界を壊すのは出来そうだけど…その人たちが居たら危ないよなぁ
悟)そうだねぇ…この周囲を探すよう伝えたから…もし巻き込まれてたら大変だよね
霖)はぁ…
すっごい疲れた…もう眠たい…でも、ダメだよなぁ…何とかしないと
悟)…眠そうだね、膝に頭乗せる?
霖)あ、いえ…だい、じょう…ぶ………スースー
悟)……笑(寝ちゃったか…)
そっと僕は自分の膝に霖ちゃんの頭を乗せる
悟)さて…どうするか……(このままじゃまともに移動もできないし…音で気付くといいけど…多分、無理だな)
うーん…と考えていた時
《ガサガサ…》
悟)…(これは…呪霊だな、気配がすごい)
呪霊)●:¥Σ;♪$¥#&¥@,#&#@#、#&
悟)…この子が寝たのは自分の獣神を出していたから…そこまで気づけなかった僕が悪いなぁ…
なんて呑気なことを呟きながら無下限を発動する
悟)…可愛い女の子をいじめたらダメだよ?グシャッ
呪霊を潰しても結界は解けなかった…と、言う事なので…暫く
休憩!🌟
悟)にしても…さっきまでのツンツンした気とは全く違うなぁ
悟)…可愛いなぁ……!?
(どうしちゃったの僕!?落ち着くんだ僕!よーく考えろ!危ない!)
霖)スゥ…スゥ…
悟)うーん…ぐっすり眠ってるしどうしよスマホは使えないし…
大変だなぁ…
やることは限られる…今だけの相方は寝ちゃってるし……
悟)仕方ない…抱えて移動するか
僕は寝ている女の子を抱えて深い森の中を移動し始める
霖)ん、ぅ…
悟)ごめんね、ゆっくり寝ていいから
しばらく森の中を移動するが代わり映えの無い光景…つまんない
ま!僕の腕の中に可愛い女の子が寝てるから代わり映えは一応あるんだけどね!
霖)んぅ…スゥ…スゥ…
悟)うーん…全くないな…
僕が森の中でさまよってる最中
ガサガサ…ザッザッザッ
夢だと思いたい…呪霊が近づいているのか…
そんなこと思った時
弥紅)主様!
悟)あれ、君って…
突然現れたのは霖の使い魔…と言ったらあれだが出てきた
弥紅)野郎!主様を私の背中におろせ!何をした!
悟)ま、待って待って、僕は何もしてないから落ち着いて、寝てるだけだから
弥紅)え?
悟)君を出し続けて疲れて寝たんだよ
??)あれ!?先生じゃん!
突然弥紅の背中の方から声が聞こえた
悟)あれ!?悠仁!?
悠仁)センセー!
悠仁)なぁ!伏黒恵!釘崎!せんせーが見つかった!
悟)おぉ!2人もいるのか!
??)おかか!
??)あたしらも居るぞ!
悟)!?全員見つけてくれたの!?
弥紅)えぇ、たまたま見つけたのですノコノコ歩いていたら…ね
悠仁)いやぁ、伏黒恵のおかげだな!
恵)お前…まぁ、渾(こん)と鵺(ぬえ)のおかげだ
弥紅)えぇ、2匹がいたおかげであなたたちを見つけられました
弥紅がかがんで全員が降りてきた
悟)あれ、パンダは居ないんだね
真希)居るわけねぇだろ
棘)しゃけしゃけ
悠仁)って、先生…隠し子?
悟)気づくの遅いし違う!
真希)すげぇ寝てんな…結構うるさいと思うぞ?
野薔薇)あらまぁ…可愛いわね…何にもしてないでしょうね?
悟)してないよ!
霖)ん…ぅ……?
野薔薇)あら、おはよう、お嬢ちゃん
霖)んぅ……だ、りぇ?
真希)あたし達はそこのバカの生徒だ
霖)……ゴシゴシ(私中々な身長あるんだけど…よく抱えられてるな)
悠仁)俺悠仁!よろしくな!
すごい元気な人…この人…呪われてる
霖)悠仁…さんだっけ、あなた凄いもの抱えるのね
悠仁)えぇ!?俺幽霊に取り憑かれた!?
悟)悠仁、多分宿儺の事だよ
悠仁)こいつの事!?
霖)宿儺…確か特級呪物だよね?取り込んだの?
悠仁)あ、おぉ笑
皆は凄いびっくりした顔をしているが悟さんだけは何故かドヤってる
悟)この子は木浪霖ちゃん!僕と同じでちょっと特殊な目を持った女の子だよ!
悟)これでもちゃんとした呪術師だよ!多分特級クラスかなぁ
全員)……えぇぇぇぇぇぇぇ!?/高菜(それって大丈夫なの?)
悟)このとーりピンピンしてるから!
悟)それよりも…1番大切なのはここから出ること
霖)…みんなが集まったのなら出ることなんて簡単です
真希)そうなのか?
霖)とりあえず下ろして!
悟)あ、ごめんごめん笑
野薔薇)それで?どうやって出るの?
霖)離れちゃダメですよ、空間に挟まれて死んじゃいますから
悟)え、ヤダ何それ(無下限呪術発動)
霖)この空間は生得領域とか領域みたいな物なので…内側から壊せばいいんです
霖)ん…ん”〜…ッはぁ…よし!離れないようにお手て繋いでくださいね
私は…全身の力を抜いて
霖)…領域展開……【星降る夜桜】
風景が一気に夜になり私の背後に大樹のような桜の木が1本
野薔薇)すごーい…綺麗
真希)領域展開って…こんな高度なものかよ
悟)すご…
霖)離れちゃダメだよ、もっとこれから危ない事するから(この人みんなより年下だぜ!)
霖)…【桜舞い散る夜!】
一気に桜の花びらが舞い上がった
棘)しゃけしゃけ
悟)うわっ僕の無下限呪術まで無効化するなんて
悠仁?)ほぉ?恵と同じくらい興味を引くやつが来たか
野薔薇)!?
霖)あ、今出てきたら…(無数の桜の花びらが悠仁?に向か出した)
悠仁?)な、なんだこれ!くそっ!これ毒か!
悟)毒!?
霖)ゆうじくーん、戻っておいで
悠仁の頬に手を当てるとスっと戻ってきた
悠仁)あ、あれ…
霖)おかえり、もう終わったよ
全員)え?
パンッ手を叩くと綺麗な風景が一気に森の中に放り出された
霖)はい、おかえりなさいです!皆さん!
悟)い、いつの間に…
皆は周りを見て驚いているが私は平然としている
霖)さて、皆さんのこと学校までお送りしますよ弥紅、お願いね
弥紅)はい!かしこまりました!
全員)うわぁ!?
弥紅が全員を背中に乗せて学校に走り出した
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