テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「やった!!静か!!」
ヒトリのときっていいのよね。
ガラッ
「!?」
嘘…今ついたばっかりなのに…
「早沢夏実いる??」
「はい?」
「あの!!昨日の男の子と…」
「ああ…知らん。知り合いじゃないから!!以上!!」
ガラッ(閉めた)
片付けして……
30分後
「でさぁ…」
げっ!!まだ30分しかたってないよ!!
「あ、れ??」
「涼さん??」
「あ…」
「なんだよお前!!早沢さんとそういう関係!?」
「え??」
「ご、ごめんなさい。」
駄目だ…自分でうるさくしてんじゃん……
「こちらこそスミマセン…」
「では…」
「(小声)なぁ、お前いつ仲良くなったんだ??」
「たまたまだよ。」
「(小声)声でけぇよ!!」
「(小声)すまん。」
「(小声)てかいいなぁ、名前呼び…」
「!」
しまった!!そのままだった!!
「小声でも、丸聞こえですよ。」
「「!」」
「ご迷惑かけてすみません。入山さんとは、何のかかわりないので。それより、後1ヶ月後テストですけれど、勉強は致しましたか??」
「まだ、1ヶ月後なのに…もう勉強してんの!?」
「1ヶ月後しかないですよ。」
「俺もしないとな。」
「涼〜!!ごめん!!まじでヤバい!!部活の助っ人しないといけない!!」
「了解。」
「!!」
涼さんを…さ、誘ってみようかな…
「夏実〜!!帰ろ。」
「ご…ごめん!!他のこと帰りたい!!」
「🥹…あの夏実が…成長したのね!!」
「親かい!!」
「…ふふっ!!いいよ。私、他の子と帰るよ!!」
「うん。」
あぁあ…気をつかせてしまった…
けど、
「あ、あの!!」
「?」
「いり…入山しゃん!!」
噛んだ…噛んでしまった。
「はい??」
「その…一緒に帰りませんか??」
ザワザワザワザワ
「あ…いいですよ。」
「(小声)なんで入山が??」
「…あの!!」
立ち上がった。
「!?」
「私が誰と帰っても私の勝手ですよね??だったら『なんで』とか言わないでください。」
「ご、ごめん…入山…」
「行きましょ。」
「はい。」
「スミマセン。学校では、『入山さん』でしたね。」
「…いや、いいですよ。」
「でも…またうるさくなる…」
「いいんです。ああやって言ってくれたの、嬉しかったですよ。」
「!!!!」
「そして、誘っていただきありがとうございました。」
「…ごめん。盗み聞きしちゃってて…」
「いいえ。大丈夫です。」
「ふふっ。じゃ、帰りますか…」
沢山話して帰ったんだよね…
楽しかったよ。