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あ…

いつの間にか涼さんの家が目の前にあった。

「…」

「…」

その途端、無言になってしまった。

何か…会話を…

と思った時、5件のメッセージが来ているのに気づいた。

これだ!!

「涼さん!!もし、良かったら連絡先、教えてもらえません??」

「??」

「きょ、今日みたいに学校で『一緒に帰る?』とか誘うと、うるさくなるので…一応…」

「!!はい。」


涼Side


連絡先を交換した後、ピロンと通知が来た。

『あかまとう。よろひく。』

『また明日!れ』

全部字間違ってるし…

『ありがとう。よろしく。』

『また明日!!』

って打ちたかったんだろうな。


俺だけ、特別なのかもしれない。


そんなこと無いのに、特別って思ってしまう

次の日

俺は、友達と行かず家の前で早沢さんを待つつもりだ。

………

ワシャワシャワシャワシャ(頭を掻く)

駄目だ。浮かれてる。

ピロン

『おはよう。』

あ!!字、ちゃんと合ってる。

『おはようございます。』

と文字を打ち、送信をした。

『俺ん家来れますか?』

ココまで打って送信を押そうとした時、俺の手が止まった。

駄目だ。

そんな事するために連絡先を交換したわけでは無い。

消そう と思った時、また通知が来た。

ピロン

『今日って友達と行くのる』

のる……??と思ったけどたぶん『の?』ってことだよな。

『いいえ』

『じゃあ、一緒に行かない?、』

打ち間違えが多くて面白い。

『いいですよ。』


続く

運命の相手かと思ったら、同性だったのでそのお兄さんと恋をする

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