チャライ 「こ、これからどうしようか?」
メンヘラ 「不気味だし一旦ここから離れたいなって思ってるんだけど…。」
チャライ 「じゃあちょっと歩こうか。」
メンヘラ 「うん。」
チャライとメンヘラは歩き始めた。
メンヘラ 「そういえばさっき大きな音が聞こえた気がするんだけどなにか知ってる?」
チャライ 「えーと…。俺は分からないな…。」
メンヘラ 「そっか…。」
メンヘラ (ホントは知ってるくせに…。嘘つくの下手だな。)
チャライ 「ごめんね…。」
メンヘラ 「謝らなくていいよ。」
メンヘラ (気まずくなるし話を変えるか。)
メンヘラ 「それよりチャライくんはイケメンだね。 」
チャライ 「へっ!?」
メンヘラ 「目と鼻と口の位置とかすべて完璧じゃん。」
そう言って、メンヘラはチャライの頬に手を添えた。
メンヘラ 「チャライくん顔赤くなってるよw」
メンヘラ (この人もしかして女?喉仏もないし胸の辺りが少し前に出てる感じがするし…。)
チャライ 「へぁ!?えっと…。メンヘラちゃんも顔かわいいよ!まつげ長いし、顔も小顔だし!全部完璧だよ! 」
メンヘラ 「ありがとう。」
そんなことを言っていると、大きな建物のが見えた。
チャライ 「大きい…。」
メンヘラ 「一旦この中に入らせてもらう?少し休憩したいし…。 」
チャライ 「うん!そうしよう!」
そう言って、チャライとメンヘラは建物の仲に入った。
チャライ 「わー…。すごい広い…。」
メンヘラ 「私もそう思う。」
そんな会話をしていると誰かがいることに気づいた。
メンヘラ (誰だろう?)
そう思って、人がいる方へ近づいてた。
チャライ 「すみません。勝手にお邪魔しちゃって…。」
チャライが言い終わるのと同時にまた誰かが入ってきた。
メンヘラ (誰か来た。)
今入ってきた男の人が口を開いた。
??? 「勝手に上がってすいません。」
陽キャ 「えーと…。まず一回気持ちを落ち着かせるために自己紹介しよう!私は陽キャっていいます!」
陽キャ 「じゃあ次は陰ちゃん自己紹介お願いします!」
陰キャ 「ふぇっ!?えーと…。私は陽キャっていいます。 」
陽キャ 「じゃあ次はじこっ…」
いかり 「俺はいかりっていいます。」
いかりが言い終わるとパーカーを着た人が手を振りながら言った。
変人 「僕は変人でーす!お願いします!」
チャライ 「俺はチャライっていいます。」
メンヘラ (次は私かな。)
メンヘラ 「私はメンヘラです。」
陽キャ 「じゃあ最後に君の名前は?」
陽キャは最後に入ってきた人に言った。
??? 「俺は…………。」
サイコパス 「サイコパスっていいます。」
陽キャ 「よし!これでみんなの名前がわかったことだしこれから私たちは仲間だよ!」
メンヘラ (仲間?)
いかり 「おい!どっ!じゃなくて陽キャ何勝手に決めてんだよ!」
陽キャ 「いいじゃん!みんなでAちゃんを育てよう?」
メンヘラ (Aちゃん…?)
そう言って陽キャはコーヒーでびちょびちょになったパソコンを見た。
メンヘラ (うわー。)
いかり 「へー。じゃあそのパソコンどうすんだ?」
陽キャ 「えーと…。」
陽キャはパソコンから目を離した。
すると陽キャが決意したように言った。
陽キャ 「私が直すよ!」
いかり 「何年かかるんだろうなそのパソコンを作るのに。」
いかりは嫌みっぽく言った。
陽キャ 「1日で作ってみせる!だからみんなそれぞれの個室があるからその部屋に入ってて。」
変人 「個室…!」
変人は目を輝かせて言った。
メンヘラ (個室…?)
いかり 「じゃあみんな個室に案内するから行こうぜ。」
そう言って、メンヘラたちは出ていった。
メンヘラ (そういえば陰キャっていう人は多分陽キャってやつのことを心配してあの部屋に残ったんだろうけどサイコパスって人はいないな…。あの人ぼっちなのかな?…。ぼっち…。)
そう思って歩いているといかりが立ち止まった。
いかり 「ここが個室です。お好きなところにどうぞ。」
いかりは丁寧に言った。
変人 「僕はいかりくんと同じ部屋がいい!」
いかり 「は?」
変人 「なんで?ダメなの?」
いかり 「…。まぁいい。」
変人 「じゃあ早く行こう!」
そう言って、変人はいかりを連れてどこかに行ってしまった。
メンヘラ 「行っちゃったね。」
チャライ 「うん。」
メンヘラ 「どこの部屋がいい?」
チャライ 「メンヘラちゃんが先に決めていいよ。」
メンヘラ 「じゃあ私はここにする。」
そう言って、一番端の部屋を選んだ。
メンヘラ (なんとなく端がいいかな。)
チャライ 「じゃあ俺はここにしようかな?」
メンヘラ 「うん。じゃあ入ろうか。」
メンヘラはチャライと一緒に部屋に入ってドアを閉めた。
チャライ 「え?メンヘラちゃんの部屋はあっちじゃ…。」
メンヘラ 「ねぇチャライくん。」
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