※今回はセリフ無し回です!すみません!
ハクの高校デビュー当日がやってきた。
ハクはサヤと共に起き、挨拶を交わし髪を整える。
この街にくる以前二つに分けて結んでいた白い長髪を後ろにながし、横髪を結ぶ。 そしてサヤと二人準備のため下に降り、母から送られてきた制服に袖を通し、藤乃に挨拶をして朝食のテーブルの席に着く。
ハクとサヤの目の前には、トーストされた焼いたたパンに目玉焼きとハムがのっているトーストにミニトマトと少しの野菜で作ったサラダが一つの皿にのっていた。
脇には小さなグラスが一つずつおいてあり、ハクの方にはミルク。サヤのには冷えたお茶が入っている。
二人は、一息はいてから頂きますと手を合わせ同時に食べ始める。
少しして藤乃もサヤの隣に座り同じものを食べる。
二人は食べ終えると壁にかけてある振り子のついた時計を確認し、行ってきますと外へでる。
10分ほどあるくと見上げるほど大きな校舎が見える。
門壁には「七色街(なないろまち)第一高校」と書いた高札が付いている。
二人が中に入り靴を履き替えると、サヤは先に教室に入り席につく。一方ハクは担任と共に教室に入って自己紹介する。そして、サヤの後ろの窓側の席に座る。
二人はお互いに顔を見合いハクは右手、サヤは左手で小さくサインをした。