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ハル「…これを着るのかよ…。」
メタナイト「清々しいほどのメイド服だな。」
ハル「しかし、そもそもデデデ城のメイドに志願したのは私だ。お前も来なくて良かったが。」
メタナイト「いーやーだー!やだやだやだやだやだやだやだやだ…」
ハル「駄々っ子か。」(こいつは騒がしいが、中々楽しくなりそうだ。)
バル「お静かに。お静かに。メタナイト様、ハル様、おなーりー!」
そういうバルの掛け声と共に出てきたのは…
カービィ「え?」
ワドルディ「わ?」
サングラスにコート、そして帽子を被ったメタナイトとハル。その明らかに不審者だと思える格好にワドルディ達は騒ぎ始める。
カービィ「…」
メタナイト「…!」
ハル「どうかしたのか。」
メタナイト「いいや。何でも無い。」
デデデ大王「えーーーーーーー!?ハルが前志願していたメイド!?」
ハル「はい。すみません。」
デデデ大王「いや謝るほどでは無いし、少し驚いただけだしさ。特に心配しなくても。」
バンダナワドルディ「はい。折角ですし、今からメイドの仕事の説明をしましょう。」
デデデ大王「メタナイトは…」
メタナイト「ぐーーーーーーー…ぐーーーーーーーーー…(いびき)」
デデデ大王「…」
そして、ハルのメイド修行が始まったのだ。
バンダナワドルディ「まずはコーヒーを入れましょう。こんな感じでボタンを押して…」
バンダナワドルディがボタンを押すと、コーヒーがジャーっと出てくる。
ハル「分かりました。」
バンダナワドルディ「おお!」
数分後。
バンダナワドルディ「ギャーーーーーーーーーーー!」
コーヒーはカップから溢れ出し、床がコーヒーに浸されていた。
バンダナワドルディ「つ、次は洗濯です。」
ハル「はい。」
そう言ってバンダナワドルディは、洗濯板と桶を持ってきて、
バンダナワドルディ「こうやって…ごしごしと。」
ハル「はい。」
バンダナワドルディ「できま…ウワアアアアアアアアアアア!」
泡が洗濯板から飛び出し、城中が泡だらけになっていた。
バンダナワドルディ「つ、次は皿洗いです。」
ハル「はい。」
そう言ってバンダナワドルディは、食器に石剤を掛け、ごしごしと洗って、
バンダナワドルディ「出来ま…」
ゴゴゴゴ…という不穏な轟音とともに、バンダナワドルディは流されていった。
こうしてハルのメイド修行は大失敗に終わったわけだが、
デデデ大王「なあ。」
メタナイト「何だよ。」
デデデ大王「何でこんなに、デデデ城がキレイなんだ?」
メタナイト&カービィ「知らん」
結果オーライだね。
あとがき
はい。
今回は結構ギャグ要素強めにいきました(^^)
フォローしてくれると嬉しいです!
それでは(^^)/