青side
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るぅとくんが旅行へ行って二日目。
青『はぁーーー…』
正直に言うと、
るぅとくんの不在に
耐え難い寂しさを感じていた。
…悔しいけど。
一日目は全然大丈夫だったのに!
これじゃ、僕がるぅとくんのこと
大好きみたいじゃん!
…好きだけど!
青『ハァ、よいしょ。
そろそろ配信しますかぁ。』
今日はころんの不機嫌チャンネルで行こ。
実際マジで不機嫌だし。
青『あぁ~~、もうッ!
さっさと帰ってこいよばかぁ!』
僕は機材と水を準備し、配信を開始した。
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青『……遅い。』
なんだかんだで
るぅとくんが旅行へ行って三日目。
ついに今日ヤツが帰ってくる
…はずなんだけど。
時間は既に15時を過ぎている。
お昼くらいに帰ってくるって言ってたのに。
ピロリンッ♪
…!
るぅとくんからだっ!
すぐにスマホのロックを解除して確認した。
るぅと(家族を実家まで送ってから帰ります。
るぅと(帰るの夜になりそう…
え。
僕もう今すぐにでも
帰ってきてほしいんだけど。
でも、
せっかく家族水入らずで楽しんでるんだから
僕が邪魔しちゃダメだよね…
ころん(気を付けてね
返信するとすぐに既読はついたが、
それからメッセージが送られてくることはなかった。
青『あいつ恋人待たせ過ぎだろ…』
これから動画を撮る、なんて気にもなれず
昨日あまり寝れなかったから
少しだけお昼寝することにした。
青『どうせ帰り遅いし、
るぅとくんの部屋で寝ちゃお。』
ガチャ
僕はるぅとくんの部屋に入り、
一直線にベッドへ潜り込んだ。
青『…るぅとくんの匂いだ』モゾモゾ
恋人の匂いに包まれて安心したのか、
外はまだ明るい時間なのに
僕はすぐに睡魔に襲われた。
30分だけ…
寝させて……
コメント
1件
いや可愛いでしょ!るぅと君のベッドに寝るなんて尊い