第五話『悪感情だけは抱かないで』
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今日のショーの練習でも君は、、練習の時以外は
僕から避けていた。
帰るときも
「つ、司くんッ、、一緒に帰、」
「すまないな、今日少し買い物したりしなくてはな、、!だから今日はすまないッッ、」
「ぁッ、、」
そう言って君は走って去って行った。
胸が痛い。
ねぇ、、何か僕はしたのかい?
何かしてしまったなら、、言って欲しいよ…
でも、、嫌いとだけは、、言わないでくれ_
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何故か体が勝手に動いてしまうんだ。
本当は類と、、
お前と一緒にいたい。
だが、あれを見てから無意識に口からは違う言葉が出ていて、、無意識に走ってしまっているんだ。
本当は類と話したい。
本当は、、
類にこの気持ちを素直に話して楽になりたい。
でも、、頼むから、
こんな俺を嫌いとだけは言わないでくれ_。
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鳥の鳴き声 、そして暖かく柔らかい日差しが今日も俺の目を開けさせる。
俺はあまり食欲が湧かないものの心配させまいといつものように朝食を食べ
「行ってきます!!!!」
そう言い家を出て行った_
学校に着き靴を上履きへと変え教室に向かった。
教室に向かう途中、、
また類と1人の女子が話していて、教室に向かっている様子だった。
偶々会って教室に一緒に向かっている様だった。
俺はこういう運命なのだと、もう諦めているものの気になりその様子を影からぼーっと見ていた。
すると、
女子の方が他の教室から出てきた男子とぶつかり転けそうになった_
パッ
彼は彼女の手を引き柔らかい笑顔で声を掛けていた、、
きっと
「大丈夫かい?」
という心配する言葉だろう、、。
俺はそれを見て嫌になり教室へと駆けていった_
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♡ と コ メ ン ト お 願 い し ま す !! 🙇♀
♡ お 願 い …
コメント
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まだ嫉妬してほしい欲と早くくっついて欲しい欲が自分の中で戦ってる(??)