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銃口を向けるのは

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銃口を向けるのは

22 - 第21話

♥

182

2024年12月13日

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zm視点

くらい

さびしい

こわい

色々な感情が混ざり合う


俺は何をしてたっけ?

なんでここにいるの?

色々な疑問が浮かぶ


たすけて

もう、ひとりはやだよ

本音が叫ぶ


そんな時光が見えた


それは、とても明るくてこの心の闇を照らしてくれるようで

ここをあたためていくようで

いつしかその光は俺を包んでいた


あたたかい

さびしくない

独りじゃない

そう思えた


景色が一転する


それはいつか見た景色

寂しい思い出

裏切られた時の光景だ

それを見て俺は理解した


本当は、裏切られて悲しかった

認めてもらうために努力して、努力して強くなったのに

そのせいで裏切られて

なんのために努力したのか分からなくて、

虚しくて

寂しくて

でも、それに気付かないふりをして


向き合えたのは、あいつらにあったから

一人でいたら現実から目を背けていただろう


裏切りという名の寂しさをちゃんと受け入れられたのも

あいつらが普通に接してくれたから

仲間として扱ってくれたから









お礼が言いたい

仲間になりたい

いつしかそう思えてきて


でも、1度断った身

今更仲間になりたいなんてダメだと思ってた


でもさ、大先生とトントンに過去を言っても一緒にいてくれた

えみさん、マンちゃん、ひとらん、グルッペンもお茶会に快く迎えてくれて、一緒に嗜んだ

ショッピくんとチーノも一緒に訓練してくれて


ここにいてもいいって思えたんや

だから俺は、帰りたい




物で溢れかえっていて、笑い声が響きわたる家に





仲間の元に



いつしか景色は仲間との日々

短いけれど、それだけで充分だった


ここから離れるのは惜しいけど、


もっと長くするために




















俺はゆっくりと目を閉じた

銃口を向けるのは

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