私の名前は佐々木千里
青山総合病院で働いている医者
小学生の頃から将来の夢は医者だった
だから小学6年生の頃にはたいていの医療知識はあった。
そんな私にあんなことが起こるなんて…
「佐々木先生」
「はい?」
「院長が呼んでいます」
「失礼します」
「どうぞ」
「今日は大切な話があってね」
「大切な話?」
「そうだ、君には外国の病院に移動してもらう。」
「えっ!」
「そういえば、佐々木先生は外国の病院で働きたいと言っていたな。先ほど外国の病院から電話があったんだ。前、外国人の患者がいた時に会話ができていたし、病気を見つけたのも君だろう。君は天才的な医療の知識をもっているから外国の病院でも活躍できるきががするんだよ」
「だから考えてみてくるか?」
「はい。わかりました」
家
「やったー!しかもここって一番働きたいっておもってたところじゃん。よーし頑張らないと。」
次の日
「よーし準備出来た!行こう」
「ルルーるるるんっ」
「あっ危ない!」
「えっ!」
「わっ!」
ドスン!
ピーポーピーポー
[そう、私は交通事故で死んでしまったのだ]
ピーピーピー(アラーム)
「えっ!」
「あれ?」
鏡に向かう
「えっ!私の子供の時と同じ顔してる!」
「かすみ~早く起きないと遅刻しちゃうわよ!」
(お母さんも変わってない!でも名前が変わってる!)
「おはよう」
「おは…って、まだ制服に着替えてないの?全く遅いからもう着替えたと思ったのに‥」
「後で着替えるから」
「もう全く…あっ朝ご飯冷めちゃうから早く食べな」
「はい」
学校
(私が中学の時はボッチだったから友達いないかな?)
「おはよう!」
「あっおはようございます」
(えっと名前何て言うんだろう?)
「ねえ凛子ちゃん?」
「ん?どうしたのゆきちゃん?」
「昨日の宿題に歴史のプリントってあったっけ?」
「なかったよ」
「そっか。ありがとう教えてくれて」
「どいたしまして。」
(さっきの子がゆきさん。後ろの子が凛子さん。ちゃんと覚えないと)
「えっ?おはようございます?急にどうしたの?いつもはタメ口なのに」
「あっあ~ただそろそろ敬語も使わないとなぁって思って」
「アハハッ大丈夫だよ。年上に敬語使ってれば大丈夫」
(あ~ビックリした)
「てかっ今日って映像学習だよね?」
「映像学習?」
「あ~前回男子達がふざけてて全然出来なかったから頑張らないと。特にかすみは編集担当だから頑張ってね」
「編集?」
映像学習
「それでは今回は映像学習です!なので今日は普段はテレビ局で働いている人に来てもらいました。それでは、1班を担当する人は神山しゅんさん、2班を担当する人は岡山勇気さんで、3班を担当するのは…」
「私達は2班だから岡山さんか。でも岡山さんイケメンじゃない?」
「そうかもしれないけれど、今日は映像学習だから遊びじやないんだよ」
「岡山勇気です。今日はよろしくお願いします。」
「よろしくお願いします!」
「じゃあ早速やっていきましょう」
「ねえ男子ふざけないでちゃんとやってよ」
「そうだよ。早く終わらせよう。」
「はぁ?うるせぇな凛子達」
「はぁ?何よあんた達が静かにすればいんだよ」
「大丈夫だよ。明日も映像学習あるから喧嘩しないでください。」
「でも岡山さん悪いのは男子達ですよ。ほら
花園さん達もなんかいいなさいよ」
「えっ?私はその…」
「みんな喧嘩しないでください岡山さんが困っていますよ。どっちが悪いとか言ってないで早くやりましょうよ」
「えっ?かすみ?朝からずっと敬語使ってるけど大丈夫?」
「えっ?だ大丈夫だよ。だってタメ口なんて岡山さんに失礼でしょう。」
「確かに上野にしては礼儀正しいな?なにかあったの?」
「えっ?別に…」
(かすみちゃんって問題児だったのかな?私が子供の頃とは真逆)
「あっのこり5分しかないよ」
「えっ?」
「マジかおい上野急いで」
「だ大丈夫だよあしたもあるから。」
「そうだった。でも岡山さん上野が5分でこんなに大量の文章打てるわけなうけど。」
カチッカチッカチカチカチカチカチカチ
「えっ?打つの早くない?」
「あれかすみちゃんこんなに打つの早かったっけ?」
「よし終わった。」
「もしかしたらクラスで一番打つのが早い坂井より早いかも!」
「えっ?坂井」
(誰だろう坂井って?)
「うっ…」
(最近胃か痛くなるのはどうしてだろう?)
「ん?先生?どうかしたんですか?」
「あっいやただ考え後とをしていだけだよ凛子さん。」
「そうですか。あっ先生さっき映像学習の時に男子達がふざけてたんですよ。なので注意してください。私が注意しても聞いてくれないんです。」
「分かりました。後で注意しておきますね」
「岡山さんたち今日はありがとうございました。」
「いいえこちらこそ」
(それにしてはさっきの子パソコン打つの早かったなぁ。僕と同じぐらいの早さかもしれない。)
青山総合病院
「はぁ…」
「みなさんそんなに落ち込まないでください。いくら落ち込んでも佐々木先生は戻って来ないんですよ。」
「そんなこといって佐藤さんは悲しくないんですか?」
「わ、私だって悲しいですよ。でも仕方ない事なんです。」
「失礼します。」
「って勇気どうしたの?」
「いや、佐々木先生が亡くなったって聞いたから大丈夫かなぁって心配になったから…」
「今、佐々木先生について話していたのよ。」
「あのな、いくら佐々木先生の事考えても佐々木先生が戻ってくる事はないんですよ。」
「そうよね。」
「というより医師なのに何で仲間が亡くなったからって佐々木先生の親より悲しんでるんですか。医師なんだから、前向きに前向きに。」
「そうよね。医師なんだから。」
「でも佐々木先生がいない…
うっうっえぇ~ん えぇ~ん」
「って、田村さん泣かないでくださいよ。」
「う~で~も~えぇ~ん」
「もう泣かない泣かない」
次の日
「それじゃあ、昨日の続きをやってください。」
「じゃあ上野さん編集お願いします。」
「はい。」
「それにしてはかすみ急にパソコン打つの早くなったね。」
「えっ?そう?」
(パソコン打つのが早いだけでそんなに騒がないでよ。)
「うっ?」
(胃が痛い…うっ)
ドスンッ
「えっ?先生!」
「うわっ!花園さん?急にどうしたの?」
「せ、先生が…」
「ん?」
「ちょっといいですか?」
「岡山さん医者なんですか?」
「まあ1時看護士をやっていて」
「わぁーかっこいー」
「ん?盲腸?」
「盲腸ではないと思います。
「えっ?どうゆうこと上野さん?」
「盲腸は大腸と小腸のさかえめにあるちょうでそのさきに小さな突起が起こり、これが起こる事によって虫垂炎を起こすことで発症する言われています。つまり先生が盲腸を起こしている可能性はきわめて低いです。」
「なぜその事を?」
「かすみ?後は勇気さんに任せよう。ほらこっちきな?」
「凛子さん。」
「ん?どうしたの?」
「医療の現場は時間が大切なんです。私は、本気で斎藤先生を助けたいです。じゃまするのはやめてください。」
「えっ?ってかすみ?」
「勇気さん、斎藤先生の症状が悪化しています。いつ命を引き取ってもおかしくありません。早く病院につれていきましょう。」
「あと5分ぐらいで救急車くるそうです。」
ピーポーピーポー
ガチャッ
ドスンッ
「えっ?勇気さん!どうしたんですか?あっというより、状態は?」
「胃を痛めて気を失いいまも意識が朦朧とした状態です」
「おぉそうか。」
「じゃあ一用いくつかの検査をおこないましょう。」
「あと、血液検査と尿検査もしたほうがいいとおもいます。」
「えっ?あらそう。」
30分後
「うーん?原因がまだわからない。」
「えー佐藤さんまでわからなかったらどうしようもないじゃないですか。」
「あっでもあの子ってだれなんだれなんだろう?」
「あの子って?」
ガチャッ
「この子よ!」
「みなさん原因はわかりましたか?」
「関係者以外は、ここに入っちゃだめなんだよお嬢ちゃん。」
「私は、原因はわかったかきいたのですが?」
「ねえねえ、お姉ちゃん名前何て言うの?」
「私は、上野かすみです。」
「そうなのね。」
「で、佐藤先生原因はわかったのですか?」
「ってどうして私の名前…」
「上野かすみちゃん話を聞いてた?」
「どいてください、西村先生。」
「どうして名前しってるの?」
「名札をみればわかります。」
「ねえねえかすみちゃん」
「何ですか田村先生?」
「えっ?今度は名札がついていないのになぜ?」
「ちょっと、あっちでお話しようか。」
5分後
「へぇー医療に興味があるんた!」
「はい。」
「でもすごいね。子供なのに。」
「私は子供じゃありません」
「えっ?」
「失礼します。」
「あっ勇気」
「って上野さん?」
「あっ岡山さん。」
「えっ?知り合い!」
「はい」
「ちょっと3人でお話しましょう。」
10分後
「じゃあかすみさんは中学生なんだ」
「そうなんです。」
「あと話すことはないかすみさん?」
「実はは私本当は佐々木千里なんです。」
「えっ?佐々木先生なの?」
「はい実は…」
1分後
「えっ?てことは顔はかわってなくて、名前と性格がかわったってこと?」
「はい。」
「そんなことが本当に…」
「でもなぜか名札がついていなかったのに田村先生の事がわかった。じゃあ本当に佐々木先生なのね…」
「この事は3人だけの秘密にしよう。」
「それで、斎藤さんの原因わかったの?」
「はい。わかりました。」
「そう。で、原因は何なの?」
「斎藤さんは、ピロリ箘感染症を起こしています。」
「えっ?」
「ピロリ箘感染症を起こすと、胃持たれやはきけ、食後の腹痛、食欲不振などの症状を起こします」
「すべての症状があてはまってる!」
「すべてがいっちした!」
「斎藤さんあなたはピロリ感染症を起こしています。でも大丈夫です。治療を行えば回復へむかうので」
「先生、ありがとうございます。」
夜
「上野さん」
「はい?」
「ちょっとお話が…」
「えっ?わたしがですか?」
「はい病院のボランティアとして活躍してくれないか?実は私の娘も活動するんだよ。」
「娘?」
「あれ?君の学校にいないか?花園桜というのだが?」
「あっいます。それにボランティア活動します!」
「そうかなら良かった。」
「頑張りますね!」