こんにちは!圖阿です!
色々ありまして、この度ノベルでの小説投稿をすることにしました♪
初心者なので、温かい目で見てください!
それではどうぞ!
・・・
🤪side
王様「急に呼び出してすまないな。今回呼んだのはお前たちに縁談の話が来たからだ」
はぁ……またか。
俺たち3人はこの国の王子だ。年齢もすでに結婚的年齢に達している。
なんなら、その年齢になってからすでに3年が経っている。
この3年間、高頻度で俺たちに縁談の話が持ちかけられてきた。
王様「今回の方たちは、お前たちの趣味や好みに一番合う方たちだと私は思うのだが………どうだ?」
そう言って王様である俺らの父親は縁談相手の写真を見せてきた。
………けど、そんなもの見せられる前から俺たちの答えは決まっている。
🍣🤪🦁「お断りします!!」
王様「そこをなんとかッッッ!!」
🍣「なんともなりません」
🤪「俺らは前にも言った通り、顔と権力しか見てない奴らなんてごめんや」
🦁「その縁談の話も親父の方から断っといてくれ」
王様「………はぁ…。これで21回目だぞ…?」
王様「お前たちはこの国の未来を背負っていく者だ。分かっているのか?」
王様「年齢のことも考えると、お前たちはすで子がいてもいい年齢なんだぞ」
🤪「………わるいけど、俺たちは俺たちで自分の婚約者を決める。」
🦁「今まで、散々国のためにって縛られてきたんや………それぐらい許してくれてもいいんとちゃうか?」
王様「………私は…お前たちが心配で」
🍣「心配………それってただの言い訳じゃないの?」
🍣「俺たちはもう、子供じゃない。」
🍣「自分たちの婚約者は自分たちで決めます」
俺たちはそう言って町に向かった。
縁談話が上がるようになってから今まで以上に父親とは心の距離が広がるようになった。
もともと、母親が早々に病で亡くなってから父親は俺たちに心を閉ざした。
そんな関係での縁談話だ。上手くいくわけがない。
毎回毎回俺たち3人と父親で言いあった後、俺たちは町に行くのが日課だ。
そこで結婚相手を探すわけではない。
なぜなら、みんな、俺たちを顔と金でしか見ていないからだ。
🤪「………この辺は潮風が気持ちいな…」
それぞれ変装をし、あとは自由に町を回る。
その後、最後は3人一緒にある場所に行く。これも日課だ。
歩いている最中、静かな場所を求めて歩いた先は一面の海が広がっていた。
🤪「ここにもよく、ないこたちと来たな…♪」
🤪「………あれ?…あんなところに誰かおる」
感傷に浸っていると、いつもは人がいないはずのこの場所に何やら、人影が見えた。
俺は好奇心に負け、そこへ歩いていった。
💎「〜♪」
🤪「………はあ????」
そこにいたのは頭にいくつもの船を担ぎ、歌を歌っている女だった。
※ここでの船とは
このような形のもののことです※
なんで頭に船を何個も担いでるんや??
ていうか、1個でも担いでる事自体が不思議なんんやけど??
💎「〜〜〜♪」
🤪「……にしても………綺麗な声やな…」
ツッコミたいことは山程あるが、そんなことよりも彼女の歌に俺は惹かれてしまった。
🤪「なぁ。…あんたこんなところで何してるんや?」
気づかないうちに、そんな怪しい人物に話しかけてしまうほどに。
💎「へ?…僕ですか?」
🤪「あんたしかおらんやろ。ひょっとしてアホなんか?w」
💎「………はぁッッッ!!!???」
💎「初対面でアホって酷くないッ!?」
🤪「率直な感想を言ったまでやw」
🤪「そう言うあんたも、初対面のやつにいきなりタメとはどうなんや?」
💎「酷いこと言う人に、敬語を使う義理はありませーーん!!」
💎「全く!!こっちは仕事の最中なのに!!」
🤪「………仕事って頭にいくつもの船担いですることが仕事なんか?」
💎「ただ担いでるわけじゃないよ。これは全部商品なの」
🤪「商品?」
💎「そ♪!僕は船を売ってる【船釣り娘】だよ♪」
🤪「へー……船を……船釣り娘……はあッッッ!!??」
💎「ふふん♪!!((ドヤ」
🤪「船釣り娘なんて聞いたことも見たこともあらへんぞ!! 」
🤪「………あんた船売り娘やなくて、最近来とる見世物小屋の奴らとちゃうんか??」
💎「?見世物小屋………??」
💎「何の話をしてるのかわからないけど、僕とは関係ないよ」
こいつどう考えても怪しい。
まだ最近来とる見世物小屋の一員です!って言われたほうがましや。
………まぁでも
💎「急に黙ってどうかしたの?」
💎「そう言えばお兄さん、顔がなんだか疲れてるけど何か悩み事でも?」
💎「僕でよければ話聞くよ♪……あ!べつにやましいことは何もないからねッッ!!」
💎「えっと💦その💦ほら…!他人だから言える悩みとかもあるわけだしさ!!」
悪いやつではないんやろうな。
見ず知らずの俺にこんなことを言うくらいには。
🤪「………俺の話…聞いてくれるか?」
💎「…!勿論♪!」
🤪「………俺、父親とちょっと揉めててな………ほんまはそんなことしたくないんやけど、色々あって無理なんよ」
🤪「ここにも、また、父親と言いあって静かなところで頭冷やしたくてきたんや」
🤪「………まぁ、頭を冷やしに来た矢先で変なやつに遭遇したけどな……w」
💎「……うッッ……別に……ヘンジャ…ナイシ」
🤪「………笑」
🤪「声ちっさw」
💎「うーーッッ!!うるさいな!!((プンプン」
かわいいな
………………?
俺は今何を思った……??
かわいい…????
初対面のやつに向かって??
今までこんなこと……
💎「ーーーー、………ねぇ、聞いてる?」
🤪「え?………うわぁッッ!!!」
気づけば、女は俺の眼の前におり、俺の顔を覗き込んでいた。
💎「…………プッ………あははははwww!!!」
💎「あんなにクールな感じ出してたのに、そんな大っきい声出るんだww」
🤪「…ッッッ!!!////」
なんだよその顔ッッ!!
可愛すぎんだろッッ!!
あーもうッッ!!
俺はこいつに惚れちまったよ!!//
🤪「…決めた」
💎「………?…なにが?」
🤪「俺はあんたのことが好きや」
💎「………………へ?//」
🤪「あんた名前は…?」
💎「え、えっと………ほとけ…です////」
🤪「ほとけやな♪…俺はイフ…よろしくな♪」
🤪「改めて、ほとけ、俺はお前のことが好きや。」
🤪「今すぐにとは言わん。俺と将来結婚してほしい」
💎「へぇ???////けッ結婚ッッ!!??」
💎「な、な、な、な、な、なッッ何いってんのッ!!??////」
💎「ぼ、僕ら初対面だしッ!お互いのこと何も知らないのに結婚ってッ////」
🤪「だから今すぐにとは言わん。これから俺のことを知って俺を好きになってくれ♪」
🤪「それじゃあ、俺は今日帰るから♪」
🤪「またな♪ほとけ」
💎「え、えっと////うん……じゃあね//」
💎「………あの人なんだったんだ////(顔の熱が収まらない///)」
🤪「………なぁ。」
💎「へぇ?………キュアアアアアアアッッッ!!!////」
💎「な、な、な、な、何ッッ!!!???///」
🤪「………プッ………ハハww」
🤪「ほとけもびっくりするとそんな声が出るんやなw」
💎「なッ!////…い、いまのはイフくんが急に話しかけてきたからッッ///」
💎「さっきさよならの挨拶したのにまだなにかあるの//??」
🤪「聞いときたいことあってな♪」
🤪「お前に明日も会いたいんやけど、明日もこの辺におるんか?」
💎「うん。だいたいこの辺にいるよ」
🤪「そっか♪じゃあ、またな♪!」
💎「じゃあね」
続く
・・・
いやー小説書くの楽しい!!✨
見てくださりありがとうございました!!
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