こんにてぃは
今回アニコブ一回別れます
大丈夫ですもう一回付き合います
これネタバレですかね?
ハピエンです!ハピエン!
『』fw
「」kid
『なぁ晴、俺ら別れへん?』
「っえ、?」
突然の言葉に、僕は立ち止まって、不破さんを見ることしかできなかった
「え、な、なんで…. 」
『もう、晴のこと、好きじゃないなってん』
「嘘だ、」
『え、?』
「そんなの嘘だよ…..」
「不破さんの目、嘘つくとき、いっつもそうやって逸らすんだから、」
『…..よくわかってんな、俺のこと』
「ねぇ、ほんとの理由は、?」
『…俺さ、ホストやっとるやん?』
『この前刺されてわかってん、』
『俺が、晴のとなりにいたら、迷惑やって….』
『あのときから俺、毎晩、悩んで悩んで、やっとわかったんよ、』
『本来晴のとなりにいるのは、俺みたいな出来損ないじゃなくて、』
『俺よりも優しくて、可愛くて、』
『晴のことをちゃんと守れるやつだって、』
『だから晴、もう俺から離れて、他の人間と幸せになって….』
「意味わかんないよ…」
『……』
「僕、不破さんがホストだって言うことも好きだった」
「不破さんしか無理だから、ずっと一緒にいたのに….」
「もう不破さんなんて…大嫌いだよ…..」
僕はそう言って途切れない涙を拭いながら家を飛び出した
そうして数年後
〖晴くん、私たちさ、そろそろ付き合って2年たつじゃない?〗
「あー、確かに、早いね、月日がたつの」
〖私から言うのもなんだけどさ、〗
〖結婚、しない?〗
「、ぇ、?」
〖見て!晴くんに合うように青色の宝石で指輪も作って貰ったんだよ!〗
〖私晴くんとなら幸せな家庭気づけると思って、〗
〖ほら、きっと両親にも喜んでもらえると思うの!〗
〖どうかな?〗
〖晴くんは、私じゃだめ?〗
「…….」
〖あ、晴くん!〗
なんで、なんで僕なの?
きっともっといい人がいるよ、
僕は家を飛び出して、体が求める方へ行った
嬉しい気持ちなど少しも覚えずに。
「不破さん?」
思わず呟いてしまった
その小さな声でも不破さんには聞こえていたようで
不破さんは僕の方によって来て、近くのベンチに腰をかけた
『どうや、最近は、ええ人でも見つけたか?』
「うん、僕ね、今日プロポーズされちゃった」
『そうなんや、おめでとう』
『幸せにな、』
「….それだけですか」
『え?』
「ううん、なんでもない」
思わずごまかしてしまった
ほんとは伝えたいのに。
ほんとはもっと引き留めてほしいのに
『お前しかいない』って、いってほしいのに。
え、なんで?
なんで引き留めてほしいの?
僕はあのこが好きだから付き合ったんじゃ、
え、?好き?
僕、あのこと居てドキドキすることなんてあったっけ、
僕は不破さんが好き…..
は?不破さんが?
違う…僕あのとき不破さん嫌いって言った….!
…..ううん、きっと、最初からわかってた
この不破さんが好きって感情を押し殺して、
ある程度流されていただけ。
もういい加減認めないと。
この気持ち、伝えないと。
そんな気まづい空気が流れる中、不破さんが口を開いた
『晴の好きな人って、どんな人なんや?』
「僕の‘‘好きな人’’ですか、」
「僕の好きな人は、」
「優しくて、面白くて、いつも僕を笑わせてくれてたんです」
『そっか、それは楽しそうやな、』
「….それで、」
「いっつも紫とピンクのメッシュがキラキラ光っていて」
「たくさんいじってくるけど、」
「その分たくさん甘やかしてくれて、」
『…』
「晴って、優しい声で僕を呼んでくれて、」
「嫌なことがあったらいつも僕に胸を貸してくれて、」
「ホストって言うかっこいいお仕事をしてる」
「不破湊って言う名前の男の人が、僕は、好きです」
『….』
不破さんはなにも言わず、ただただ隣で下を向いているだけ
視界がぼやけてよく前が見えない。
だけど一生懸命この気持ちを伝える
大好きな不破さんに、伝えられるように。
「僕、ほんとは不破さんのこと大嫌いなんて、少しも思ってないよ、」
「別れたときからもう数年たってるけど、未だに気持ちを切り替えることができなくて、」
「大好きな人のことを、嫌いにな*るなんて、そんなことできなくて、*」
「ずっとずっと、この気持ちを隠して、」
「ここに来たのも、はじめて不破さんが僕に好きっていってくれた大切な場所で、」
「今日なら、記念日なら、不破さんここに来てくれるかなーって」
「今日プロポーズされたとき、気持ちの整理をしたくて、」
「不破さんに会いたくて、体がつい、ここにたどり着いちゃって」
「不破さんに会いたい、そういう一心で僕走ってて」
「….それぐらい、好きなんです」
「お願い、僕のこと嫌いにならないで、ずっと一緒にいてよ….」
僕は不破さんのスーツの裾を掴んで、涙でぐちゃぐちゃになった顔を不破さんの肩に埋めて、思いを綴る。
ふと顔をあげると、そこには大粒の涙を流している不破さんがぼやけた視界から何となく見えた。
『甲斐田?』
「….はい、」
震える声で頑張って返事をする
『俺は、甲斐田がいいって言うなら、どんなときでも一緒にいたい。』
『これからたくさん迷惑かけるかもしれんけど、ええの?』
僕は真っ直ぐ答えた
「僕以外に迷惑かけちゃだめですよ。」
そのとき、数年ぶりのハグをし、数年ぶりのキスを交わした
二人の愛が、伝わるように。
その後、プロポーズは断った
理由は「好きな人ができたから」と。
どうですかね
あまりにも長くなりすぎた気がするんですよね、
でも毎回暖かいコメントのお陰で今日も元気にかけてます!
ハートとコメントよろしくお願いします🙇
コメント
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ゴッブッ゙ッ゙_:( _ ́ཫ`)b:_
ふぅぅぅぅ!!( ´ཫ` )