こんばんわ〜ピルクルRinです。
更新遅くなってすいませんでした…。第二話に入ります!前回の続きからです。
前回の話し、よくよく見返してみたら設定とか年齢とかだいぶぐちゃぐちゃでしたよね😭ごめんなさい(_ _;)。なるべくミスはないようにしていきますので、何卒、よろしくお願いします。
mtk.sid
綺麗な顔立ちの彼は僕にゆっくりと近づた。近くで見るとなおさら美しい。この世のものとは思えないような、残酷で欲望に満ちあふれた、でも儚げな彼の微笑から目が離せない。
僕が驚きと動揺を隠せず固まっていると、彼は自分の白くて長い綺麗な指で僕の頬をそっと包んだ
僕は思わずぎゅっと目をつぶった。
彼の手は冷たかった。
まるでこの世に存在していないかのような、そんな彼の温度が怖かった。
「そんなに怯えないで、可愛い顔がだいなしだよ」
甘くて低い穏やかな声
恐る恐る目を開けると、思った以上に彼の顔が近くにあり、ドキっとした。長いまつ毛のしたからのぞく真っ赤な瞳に吸い込まれそうだった。
さっきから僕の心臓がやけにうるさくなっていて困る。彼の動作一つ一つにドキドキしている。ここにきてから変なことばかりだ…。
「君が…元貴くんか…」
話しの通りとても美しいと彼はにこやかに微笑みそういった。彼に褒められるたび、僕の鼓動はどんどん速くなっていった。
「……あ…あの…」
僕が喋ろうとすると彼はそっと僕の口元に指先を置いた。
「ごめんね…。今は少し時間がなくて…今日の夜にまたゆっくり話そう…」
そう言って彼は僕の頬からそっと手を離した。
すっかりとろけてしまった僕をおいて。
彼の温度がなくなって名残惜しいが、彼はそっと立ち上がり、扉の向こうに姿を消した。
コメント
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うわ〜!!またいいところで止まった…でも面白かったです!!続き待ってます!!