テラーノベル
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岩本side
なんか体位2、3回変えて舘さんが疲れたって言い出したから今はバックで休憩がてらヤってる。普通にヤってんじゃねえかって?いやこの体位はほぼ休憩だろ、舘さんは休憩になってないかもだけど
『ぅぁ…♡ひぁ、ひかる、♡』
「何ぃ?」
『もうちょい、奥、入れて』
今日の舘さんは何故かすげえ我が儘。ついさっきまでもうイきたくないから奥入れないでって言ってたのに。これ俺が悪い?
「さっきやだって言ったから引いたのに?笑」
『ん、今は欲しいんだって、イけそうなのにイけなぃ、くて、苦しい…』
言ってた通り目茶苦茶のぐちゃぐちゃにしてあげたらずーっと矛盾したこと言い続けてる。可愛いから許すけどこの要望を全部聞いてくのは流石に難しい。もうなんかめんどくさいしどうせなら奥入れっぱにしとけばいいか。既に腕の力が抜けて犬が伏せをしている時のような体制になっている彼の腰を掴み、自身を押し付けるようにして深く挿入していく
『っあ”、待って♡めっちゃ…ぉ”く、ぅ…』
「…っこれでいい、?」
『や、やだ無理…』
「無茶言うなって、笑」
欲しいって言ったと思えばまたすぐやだって、もう無理だろ聞けないよそんなお願いは。俺にはちょっと難しすぎる
「もう黙って犯されときな、Down」
ガクンと全身の力が抜けたように彼が崩れ落ちそうになるのを腕の力だけで支える。ちょっと腕しんどいけど抵抗されるより大分マシだ。身体はもう何もしてこなくなったけど口だけは達者だからずっと何か反論し続けてる、うるさいなあ
『やぁ、やだ…俺も』
「Sh」
静かになった。喘ぎ声だけは出せてるけど言葉はもう喋れないみたい。小さく震える身体をぎゅっと抱き締めると分かりやすく中が締まった。身体は正直ってこういう人のこと言うんだろうな
「舘さんイきたい?」
『ん、?♡っ…ぅ、♡ぁ、…』
「それじゃわかんないよ、あコマンドまだ効いてんの?」
『…ん、…っぐ、ぅ…』
顔だけこっちに向けてる舘さんが目に毒過ぎる。お手本のような困り眉とうるうるした目でこっちを見てくる、可愛い。そんな顔されたら益々虐めたくなっちゃうじゃん
「舘さん、どうして欲しいのか言わなきゃわかんないよ」
『んん”ぅ”、!ん”、…』
「不便だしやだね、喋れないの。いいよ喋って、何言おうとしてんのか教えて?Say」
『っぅ、あ、♡ひかる、?』
喋れるようになってからの第一声俺の名前でいいのかよ、俺的には嬉しい以外の感情無いけどなんか言いたいからあんな唸ってたんじゃないの?
『照、イかせて、♡ずっと気持ちぃ、のに、イけなくて…ぅ”あ”、♡待っ…♡』
やっぱそんなことかぁ、わざわざ舘さんに言わせなくてもわかってたことだけど本人に言わせるのがいいんだよね。イきたいって言ったから彼の大好きな奥をガツガツ容赦なく穿つ。ちょっと粘り気のある液体が音を立ててぐちゃぐちゃいってんのがすげえクる。今日はローション使ってねえからどっちかのなんらかの体液なんだろうな、と思うとお互いで感じているのが目に見える形で現れていて面白い
「いいよイきな」
『ぉ”、っあ”♡ぁ、イけそ…イっ、く、♡』
体重をどんどんかけていったら押し出されるように彼のものの先端から白い液体が漏れ出た。もう既にほぼ透明に近くなっているけれど
「まだ、付き合ってくれるよね?」
『…え、』
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宮舘side
さて今俺たちは何ラウンド目のえっちをしてるでしょうか。正解は俺にもわかりません、もうさっきから意識を保っているのがやっとで彼が言っている言葉の意味がよくわからない。何を喋ってるんだろ
「あー…っごめ、もうイく」
『んむ、ぅん、?あ、♡来た、ぁ…♡』
逃げようとしても引き寄せられ、顔を背ければ元に戻されキスをされ。何が起こってるのかもよくわからないまま与えられる快楽を一身に受けていると突然腹の奥の方に熱い何かが注ぎ込まれた。それに呼応するように自身の中も締まって甘イキを繰り返す
「…はぁっ、そろそろ、終わる?」
『…ん、?ぇ、今何時?』
待って時間全く気にしてなかったけど普通にやばいんじゃない?あれ、俺らぶっ通しで何時間ヤってたんだ
「朝4時」
『は?』
いやいや明日…じゃなくて今日か、今日普通に用事あるんですけどどうしてくれるつもり?
「…ゴメンナサイ」
『…許さない』
後処理とか全部やってもらった
コメント
5件
すみません最後の方で読み切りのらうめめの両方絶倫のくだり思い出してしまいました笑 明け方まで突っ走るひーくんもアレだけどそれに付き合えるだてさんもなかなかやと笑 これで終わってしまうのが名残惜しい… また機会があったら番外編とかやってほしいです…