テラーノベル
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あべさくこじ(今回はほぼあべこじ)
※佐久間さんガッツリ出てくるのは次回からです
初手から康二が一人でしてます
後に3P(攻め2受け1)となっていきますので上記苦手な方はここでお帰り下さいませ
阿部→「」
佐久間→《》
向井→『』
括弧内ダブルクォーツは電話越しの会話ですわ📞
向井side
昨日メールしたときに
「”明後日には帰れそうかなぁ
帰ったらいーっぱいイチャイチャしよ、甘やかしてあげる!”」
って言うとったから、我慢しようと思っとったんに
『…っん、ふ、♡っぁ、』
だって俺やって人間やもん。三大欲求って食欲、睡眠欲、性欲の3つやろ?どれも必要不可欠やん。食べて、寝て、起きて、これで前2つの欲は解消できとるやん。3つ目は阿部ちゃんが帰ってきてからにしよって、思っとった。でもやっぱ寂しくなってもーて、阿部ちゃんの部屋入ったらまあその、反応するもんもあるわけで。あかんってわかっとる、わかっとるんやけど阿部ちゃんの部屋で一人で…
『ぅ~…玩具じゃ足りんのに…』
汚したらダメなのは重々承知のうえで阿部ちゃんのベッドの上で後ろを弄る。最初は指で解して、その後阿部ちゃんのと同じくらいの大きさの玩具出してきて突っ込んで。こんなんしとっても寂しさは埋まらんし虚しくなる一方やのに、辞められへん。その行為に夢中になっているとギシ、とベッドが軋んだような気がした。この違和感に気付けとけば何か変わっとったんかな
『っん、う、あっ、ぁ、阿部ちゃ、あぇちゃ…♡』
イけそうやと思った瞬間、ぎゅ、と俺のものの根本が握られた
『っ、?!は、ぇ、?』
「何一人で気持ちよくなってんの?そんなにえっちしたかった?」
にっこりと笑みは浮かべているものの、目は全く笑ってない阿部ちゃんが隣に来ていた
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阿部side
天候にもタイミングにも人にも恵まれて今回のお仕事はとんとん拍子で進んでいった。その結果帰れる日が1日縮んだっていう凄いことが起こった。まず康二に連絡して、佐久間を乗せて家まで届けてから帰ってきた。家に入る前にメッセージアプリをもう一度開くと既読がついていなかったから何かあったのかと心配になる。だってまだ18時とかなのに既読つかないことある?鍵を鍵穴に差し込んで回すと何の感触もなくて、開いてることがわかった。家には居るのか、無用心だから閉めといてってお願いしなきゃな
『っ…ぁ、~♡…、?ぅ、』
「…?何、」
いないのかと思っていたら声が聞こえてきた。居るんじゃん。でもリビングにもキッチンにも風呂場にもいない、てことは自分の部屋?でもさっき外から見て電気ついてなかったしなぁ。残るは俺の部屋、でも勝手に入られたことほぼないし俺の部屋で何すんだよ。そうは思ったけれど残る可能性はそれしかないからと自分の部屋へ続く廊下を歩く。…半ドア、居るな
『…っん、う、あっ…』
「…あー…康二、?」
反応はなし、聞こえてないね。もう乗り込んじゃえ
「何一人で気持ちよくなってんの?そんなにえっちしたかった?」
『あ、べちゃ…ん、』
吃驚してる笑 さてさて、ちゃんと待て出来なかった彼にはどんなお仕置きをしてあげようか
「昨日さ、”明後日には帰る”って言ったよね、あと1日なのに待てなかったんだ」
『…っごめんなさ、』
「悪い子」
絶頂手前で手を止められてしまったこととか、俺が今こうして怒ってることとか、色々原因があって涙目になっているんだろう。正直めっちゃ唆るけど今はまだ襲わない。俺のこと待てなかった罰をあげなきゃなんないから
「そんなに一人でしたいならずっと一人でしとけば?」
『ぇ、いや阿部ちゃ、』
「Sh、口答えしないの。ほら早く手動かしなよ、見といたげるからさ笑」
いつものような笑顔で続きを促す。多分この状況だとこの顔が一番怖いんだろうけど。圧をかけ続けているとやっと手を動かし始めた。いや絶対こんなもんじゃないでしょ、明らかに加減してる
「ねぇ康二、俺が来る前までそんな弱くしてたっけ?」
『……』
「ほらちゃんとしなよ、気持ちいいの好きでしょ?」
彼の手ごと上から握って後ろに入っている玩具を動かす。自分でしたらどうせいいとこ外すんだろうからと遠慮なくゴリゴリ彼の悦ぶ処に当てていく
『ぉ”っ…あ”、っぁ”、♡ゃ、あ、♡』
「何?ちゃんと喋ってくんなきゃわかんないよ笑」
嘲るように笑いながら手を動かしているとなんかスマホが鳴っている。なんで今なんだよ、タイミング悪いなぁ。まあいいか、出ちゃお
「…ん、何?」
《”…およ、?阿部ちゃんご機嫌斜めな感じ?”》
「まあ、ちょっとね」
『…ん、っ…♡く、ぅ~……♡♡』
「…Sh、康二声気を付けて?」
《”全然聞こえてっからな?笑 ずっと黙ってちゃ辛いだろうに…”》
聞こえてんのかい、てかなんで康二に同情してんのかな。ことの経緯を説明したら絶対康二が悪いと思うんだけど
「いーの、んで用件は?」
《”あ、俺今日車乗せてもらったじゃん?あん時サングラス外して置いてたの覚えてる?”》
「…忘れて帰ったんだ笑」
《”そそ、んで取り行くにあたって電話したらこんな感じにってわけよ”》
「なるほどねぇ?なんかごめんね、我慢できなかったらしくて」
《”うはー可愛い笑笑 つか喋らせてやれよ、ずっと息止めてるようなもんだから辛いっしょ”》
「いいんだって、俺今佐久間と会話してるから」
《”俺のせいかよ、なら俺が許可出すわ、康二喋っていいよSay”》
あそうだ、佐久間もdomだ。めんどくさ…いやでも佐久間がdomってことは前々から気になってたこと出来るんじゃね?
『んっ、は…ぁぇ、?さっくん、?♡』
《”そぉ、さっくんだよー”》
「佐久間これから来る?」
《”え、流石に二人シてるとこに乗り込むのアレじゃ…”》
「いいよ別に、今からお仕置だし佐久間そういうの得意っしょ?」
いや誘ってんだから乗れよ早く笑 ちょっと康二にはしんどいかもしれないけどdom2に対してsub1だとどっちの命令聞くのかって実験してみたかったんだよねぇ。流石にパートナーよりPlayしたことないdomの命令優先したりしないよね?されたら俺が悲しいだけだけど
《”得意つったら語弊があるでしょ笑 んじゃまー行くわ、30分後くらいには着くと思う”》
「よかったね康二、佐久間来るって」
『え、さっくん来るん、?…ん?何でや、意味わからん』
「そりゃまあ、スるためでしょ」
《”え、まじで俺入って大丈夫なの?笑”》
「全然良い、康二俺だけじゃ懲りなくなってきてるから。コマンドも使って良いよ、強すぎないやつでお願いしたいけど」
《”おっけ、最近Play出来てなくて溜まってたんだわ。dom欲発散させてもらいまーす^^“》
いい性格してるやつで良かった。電話が切れたからスマホをその辺に置いて康二の方へ向く。アイツが来るまでにちゃんと後ろ解しとかなきゃ、まあもう解れてんだろうけど
「あ、ちょっと待ってて」
『んぇ、?』
ふと思い付いて部屋を出る。お仕置なんだから康二が一番嫌がることしなきゃ。彼が嫌いなのは痛いこととか苦しいことより恥ずかしいこと。ならアイテムを使って羞恥心を限界まで煽ってやろうじゃないか
「こ…こらへん、で良いかな」
『…は?阿部ちゃん何で、鏡、?』
康二の部屋にあったバカでかい鏡。何のために置いてんだろって思ってたこれがこんなところで役立つなんて
「よし!準備は出来たことだし、一緒に楽しもっか」
ヒュッと彼の息を飲む音がうっすら聞こえた
コメント
3件
うおおおお待ってましたあべさくこじ羞恥プレイ! てかあべちゃんさりげなく自分の知的好奇心満たそうとしてるのがめっちゃらしすぎて笑 確かにどっちのコマンドが優先されるのか気になりますが笑