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再会

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再会

2 - 第2話

♥

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2024年08月21日

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今日もいつもと同じ朝





少し早く起きて夜明けの空気を楽しむのが最近のルーティーン




イヤホンで音楽を聴きながら




彼のことを思い出す。





















☆  「〇〇おはよ!」




〇〇 「☆おはよ〜」




☆  「今日も朝スカウトきてたでしょ!」




〇〇 「あーうん」




☆  「また断ったのー?」




〇〇 「断ったよ」




☆  「もったいなー私だったらその顔使い回す」




〇〇 「言い方ㅎㅎ」




☆  「ㅋㅋ」















放課後





☆  「〇〇!帰ろー!駅の近くのカフェいこ!」




〇〇 「この前いったばっかじゃん?!」




☆  「いいじゃーん」




〇〇 「わかったよㅎㅎ」





校門を出ようとした時



多くの車が止まっているのが見えた



またかよ…だる。







☆  「あ、あの車〇〇待ちじゃない?」




〇〇 「めんどくさ…」




☆  「〇〇は私とならやるんでしょ?」




〇〇 「まあ考えるかなみたいな?」




スカウト 「アイドル興味ないですか!?」





いつもフルシカトする



テスト近いからそんな時間ないっつーの





スカウト2  「お二人さんアイドルとかどうですか」





☆  「え、2人ですか!?」




スカウト2  「はいよかったら」




☆  「〇〇!名刺だけでももらっておく!?」




〇〇 「あうん」




スカウト2  「気が向いたら連絡ください!」




☆  「はーい!!」




☆  「〇〇!2人だって!」




〇〇 「いや…」




☆  「〇〇私と2人ならやるって言ってたよね!!」




〇〇 「そうだった…」




☆  「ね!やってみようよ!」




〇〇 「わかった…」














近くのカフェに座り名刺を2人でじっくりと読む




〇〇 「YG…」




☆  「YGだって!!?えーすご!!」




☆ 「YGってBLACK PINKとかBIGBANGとかだよね!?」




☆ 「最近でいうとTREASUREとか!」






げ、聞きたくなかった



彼がいるから。






〇〇 「無理無理断ろう?」




☆  「もしもしー!さっきスカウトで名刺頂いたものなんですけどー!」




〇〇 「早いって…」




☆  「えっ!?韓国にですか!?」




☆  「〇〇っ!韓国でオーディションだって…!(コソッ)」




〇〇 「ほらっ、韓国まで行かなきゃいけないんだよっやめよ?」




☆  「行きます!!」




〇〇 「ちょ、☆っ!!」





おわった…





☆  「はい!わかりました!はーい!失礼します!」




〇〇 「何勝手なこと言ってんのー…」




☆  「いいじゃん!ダメだったらそれでおわり!簡単なことじゃない?」










やっぱり☆のポジティブさには勝てないな…























オーディション当日












PD 「うん。2人とも合格」




〇〇 「えっ」




☆    「本当ですか!?」




☆  「やったね〇〇ー!!」




PD  「まだ努力が必要なところはあるけど、

ビジュアルがいいから」




PD   「それで早速こっちで練習生になってもらうから荷物まとめてきてもらえるかな」




〇〇 「早くないですか…?」




PD   「ちょうどデビューグループ作ろうと思ってて、君たちを入れようかなって考えてるんだ」




☆  「そうなんですか!!??」




PD   「じゃあよろしくね」




〇〇 「まじかぁ…」




☆  「やったじゃーん〇〇ー!」




〇〇 「高校行かなくてすむのはいいけど、」




☆   「ちょっとトイレ行くから先外出てて!」




〇〇 「わかったよ」












〇〇 「さむ…」




下を見ると財布が落ちていた



前に歩いていた人に声を掛ける





〇〇 「すみません落としましたよ、!!」













“あ、すみません!”










〇〇 「!!!!」





〇〇 「よし…くん」














振り向いた彼は



私が1番会いたくなかった彼だった。



























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