案内人だよ!!何かね〜俺の名前は最後にわかるんだって!!
楽しみにしててね〜。
じゃあどーぞ!
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2025年3月11日
今日死ぬって決めたのに………。
良い場所が無くてもう朝じゃんか!!!
「取り敢えず遺書は書いたけどさ……」
って言ってもあんなの遺書なのかすらわからない。
まぁ,もうどうでも良いけど……あっ。
「此処,良いじゃん」
そこは,下は海,だけど凄い高さのある,所謂“断崖絶壁”。
崖の淵まで歩く。
……分かってはいたけど,高いし怖いなw
「……」
俺が崖からジャンプした音。
わぁ〜バンジージャンプみてぇwま,命綱無いけど。
……景色が凄い,ゆっくりだ。
「……ごめん,なさい」
結局,最後まで泣けなかったなぁ。
少年は,深く深く,ゆっくりと。
海底へ沈んでいった_____________________。
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癒月side
2025年3月12日
昨日,雪が死んだ。
「……は?」
正直,嘘だと思った。嘘で,あってほしかった。
けれど,そんなクソみたいな嘘,絶対付かないと思うし,
何よりずっと前から行方不明だったから,昨日まで生きてた方が驚きだ。
「僕,そんなに頼りなかったかなぁ…」
何か悩みがあるなら言って欲しいと,前に言ったことがある。
その時雪は,笑顔で『わかった』……そう言ったんだ。
雪から,僕宛に遺書があったらしい。
正直,見たくなかった。
雪の死を,認めることになるから。
「…でも,見ないとだよね……」
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癒月へ
この手紙?遺書読んでるってことは,俺は死んだってことだな。
約束,破ってごめん。
ホントは,言いたかった。ずっと,親に虐待されてたって。
でも言ったらさ,皆を離れ離れになるから。だから,言えなかった。
他にも方法はあったと思う。いや,ないとダメだったんだ。
こんな方法でホントにごめん。
俺さ,お前にちゃんと言えてなかったことがあるんだよね。
俺の,友達になってくれてありがとう。こんな俺と話してくれてありがとう。
お前が友達で良かったって,心から思ってる。
次お前と会うのは,何年後だろうな。
絶対,爺になってから会いに来いよ!約束!!
雪より
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………ズルいなぁ。
約束,守らなきゃじゃん。
「そっち行ったら,ぶん殴ってやるからな」
それまで,見守っててよ。
「待っててね,雪」
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「こんな世界に産み落とされた1人の少年の話」
これにて完結ー!!
短いなwまぁ良いでしょう!!
さぁて皆さんお待ちかね〜俺の名前は〜?!!
「虚栄心」でしたー!
え,誰のかって?知ってるでしょ,勿論雲隠のだよー!
何で虚栄心なのかって?まぁ俺に虚栄心要素一つも無いんだけどね〜
この物語の主人公に関係してるよ。
それじゃあ他の物語もよろしくね!!
ばいばーい!!
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