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わた
第6話【埼玉県へ】
???「あーあー、聞こえる?」
突然、部屋のどこからか声が響いた。
零の目が鋭くなる。
零「誰だ?」
冷たい声と視線。
その瞬間、空中に一枚の画面が現れた。
???「誰とは失礼だなぁ」
???「一応、親友だよぉお」
零「なんだ…お前か」
???「お前?! 名前で呼んでよ!」
夏輝「こいつ誰だよ」
???「こいつもやめて」
零はため息をついた。
零「こいつは、埼玉地下施設中部 副隊長――
狐塚 優真(こづか ゆうま)だ」
画面の向こうの男が、手を振る。
悠真「いやぁー、久しぶりだね」
悠真「2、3年ぶりだよ!」
零「嘘をつくな。先週会ったばかりだ」
悠真「ははは、バレた」
悠真は笑いながら頭をかいた。
夏輝(なんだコイツ…)
夏輝は心の中で思った。
悠真「まぁ、雑談はここまでとして」
悠真の表情が変わる。
さっきまでの軽い雰囲気が、一瞬で消えた。
悠真「単刀直入に言うね…」
悠真「第10刻部、埼玉戦闘隊数名が殺人鬼によって奇襲を受け、情報を漏らした」
悠真「上部副隊長が休みの為一般隊員しかいない 」
悠真「直ちに来て欲しい」
皆「?!」
その場の空気が一気に張り詰める。
夏輝「俺らも行くのか?」
楽夜「女の子いるかなぁ」
楽夜がニヤニヤしながら言う。
狛真「戦闘!! 楽しみ!!」
狛真は目を輝かせている。
零「こいつらも連れてく。いいな」
悠真「いいよ。まぁー、隊長があれだけど…」
零「別にいいだろ」
悠真「れいちゃんが言うなら」
夏輝(れいちゃん…?)
悠真「じゃ! また後で!」
ピッ――画面が消えた。
零は全員を見渡す。
零「お前達、直ちに埼玉の地下施設に向かう」
狛真「楽しみ!!」
狛真はルンルンでいた。
夏輝(あいつがいるかもしれない…)
夏輝は拳を握る。
楽夜「女の子探そ」
阿久津「お前遊びに行くんじゃねぇぞ!」
阿久津が楽夜の頭を叩く。
楽夜「いたっ」
零「ただし、」
零の一言で、全員が静かになる。
零「一つだけ、条件がある」
夏輝「なんだよ。条件って」
狛真「また、戦うなとか?」
狛真が頬を膨らませる。
零は静かに言った。
零「絶対に死ぬな。以上。」
一瞬、沈黙。
そして――
「「「おうよ!!」」」
仁と星穏以外の全員が笑った。
━━━━━━━ 埼玉 ━━━━━━━━━
暗い場所。
光の届かない地下のような場所。
???1「刻印共が動き出したね」
???2「もっと遊べるな」
???1「さぁ、」
「「最高のパーティーを楽しもう!」」
影の中で、二人の男が笑う。
顔は見えない。
だが、その笑い声だけが、暗闇に響いていた。
そして二人は、闇の奥へ消えていった。
第一巻 完
ご視聴ありがとうございました🙏☺️
第1巻は6話までです!
第2巻からは、埼玉県編。
埼玉県にいる、殺人鬼2人組はどんな人達なのか。
そして、零と優真が言う隊長はどんなやつなのか。
第2巻7話で是非楽しみにしててください!!
じゃ!またね!
コメント
32件
コメント遅くなったのぴえん🥺 単刀直入に言おう☆ 大好き☆