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影「月島ァア!!」

体育館に入り月島を見つけ怒鳴りながら、ものすごいスピードで駆け寄り胸ぐらを掴む。


月「なに」

怒ってる理由は明確なのに心当たりなんてありません、という表情で月島は返事をする。

影「ァアア!?おま、っハァー!?」


田「おい!お前ら何やってんだ!!」

倉庫から道具を出す準備していた田中が影山の怒鳴り声に気がつき急いで2人の間に割って入った。


月「影山が急に」

影「っっ!?お、」

月島の言葉に影山はもう一度胸ぐらを掴もうと手を伸ばす。

田「影山!こんなところ大地さんに」

澤「おい、お前ら何してるんだ」

田中はビクッと肩を揺らし、ゆっくり振り返る。

澤村と菅原が不思議そうに自分達を見ていた。

澤村達が入口で止まっているのを不思議と思い、後から付いてきていたであろう日向と山口もヒョイと顔を出した。


田「いや、これは・・・ジャンケンです!」

澤「じゃんけん?」

田「そうっす!誰がどれ準備するかの!」

田中はめちゃくちゃ早くで説明し、月島と影山の頭を腕でホールドし、そのまま倉庫に引きずった。


田「お前ら何があったか知らないが、喧嘩なら部活外でやれ!!」

田「あと、それとこれ持って来いよ!」

田中はそう言いながら倉庫から出て行った。

月島は田中に言われたものを準備し始めた。影山はその様子を見て、怒りを抑えながら自分も準備し始める。

先に月島が倉庫から出ようとしたを見て、影山は月島の腕を咄嗟に掴んだ。

月「なに」

影「・・・んで、あんなこと」

したんだ、と消えるような声で影山は月島を睨みながら言った。

月「初めてだったの?」

図星だったのか、影山が掴んでいた手の力が緩んだのを月島は見逃さなかった。

月「へぇ~、可愛いところあるじゃん」

と、小バカにしたような笑みで影山を見る。

その言い方、表情に抑えていた怒りが爆発しそうになったときだった。

日「おい!何やってんだよっ」

なかなか来ない2人の様子を見に来た日向は、月島の腕を掴んでいる影山の手をチョップした。

腕が解放された月島は影山をチラッと見て歩き出した。







2022/12/22

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