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#転生
るな
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みか~ん🍊⸒⸒
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今日は、太宰さんが任務にあたっているので、鍛錬がない。 けれど、自主鍛錬のために鍛錬場に来ていた。
そこには見知らぬ、薄茶色の外套を着た太宰さんがいて、僕を見つめていた。
「芥川君、君は駄目だ」
そこに居る太宰さんは、僕を突き放すように、珍しく人間のような顔をして言った。
「…何故ですか、何故、僕はダメなのですか?」
「だって君は……否、自分で知った方が良い」
太宰さんは僕に諭すように言ってから、いつもと違う優しそうな顔で口を開いた。
「君は鍛錬をしに来たのだろう? 私の事は気にしないでやってご覧?」
……僕の知る太宰さんは、そんな事を言わない。
もっと、強制的な、圧倒的な強さがある。
この太宰さんにはそれがない。
なのに、この人には絶対に勝てないという確信がある。
「……君には体力が足りていないね。君のその、荒い息が証拠だ」
椅子に腰掛けている太宰さんが言う事は、確かに僕の知る太宰さんと同じ事。
なのに、この場の節々に残る余韻が全くもって違う。
背筋に伝う冷や汗すら凍りそうなほどの、恐怖。
「君はまず、体力を鍛えるべきじゃないかな?」
笑って言う太宰さんは、やはり、似ているのに違う。
「…ありがとう、ございます」
鍛錬を終えて、部屋を出た時。やけに騒がしい社内に僕は困惑した。
「樋口!」
そこにいた樋口を捕まえて僕は概要を聞いた。
「太宰幹部が行方不明になったのです」
僕は、ビルの入り口を目掛けて走り出した。
……僕があの時、何か都合の良い一言を言えていれば、こんな事にはならなかったのか。
考えても仕方がない邪な考えばかりが僕の頭を殴りつける。
「……え」
……ならば、さっきの太宰さんは、何だったのだ?
コメント
1件
うわ、これ…めっちゃ背筋冷えたわ。似て非なる“太宰さん”が出てきて、しかも本物が行方不明って、伏線の貼り方が完全にホラーじゃん。芥川の「何か一言言えていれば」って後悔、読んでてこっちまで胸が締め付けられた。一体あれは何だったんだろう…続きが気になりすぎる🔥