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あ''ぁ...っ..中也ぁ..悲しい..太宰も.やっぱり最後は心中で..まじで泣けます.これで最終回なのは悲しいけど..また次の作品が楽しみです!
中也の葬式が始まった
森さん、姐さんは特に泣いていて芥川君も顔を顰めて悲しい表情を浮かべている
中也の棺の中にアングレカムを一輪そっと入れた
棺の中の中也は心無しか少し微笑んでいた
その姿を見ると視界が戊焼けて目頭が熱くなってくる
棺の前で崩れ落ちて沢山泣いた
もっと一緒に居たかった。もっと笑い合いたかった。
そんな事を考えているといつの間にか葬儀は終わっていて火葬に入っていた
線香の香りが葬儀所を満たす
もうこの世界に中也は居なくなってしまった
色々な感情がぐるぐると頭を掛け巡る
泣き疲れていると森さんが目元を赤らめながら火葬の終わりを告げた
✻✻
もう私の生きる意味が無くなってしまった。
最愛の人を亡くしてどう生きていけば良いのだろう
そう言えば社長に休めと言われてから何日経っただろうか
否、考えるのも疲れた
中也に会いたい。又再び会う事が許されるのならーー
そんな事を思っていると有る場所へ来ていた
其れは中也をポートマフィアへ誘った場所。
懐かしいなぁ、なんて思いながら空を見上げる
空に悠々と浮かぶ満月はあの時の様に輝く中也を思わせた
ーー後悔はない、
中也の大切にしていた帽子を持ち、目を瞑り海へ身を投げ出す
冷たい海水が心地良く周りを包む
少しすると息が苦しくなり、肺がきりきりと痛み始めた。
視界がちかちかと明滅してかぷり、と息が漏れ出す。けれど帽子を手放す事は無かった
ーー愛しているよ、中也。
ゆっくりと海底へ沈みながらそんな事を最愛の人へ想った
End
✻✻
前回が1000いいねいって浮かれている私事そらです〜
今回の作品は此れでお終いとなります!
自分で書いときながら割と辛かったです…、
然し、中也の死が決まっている二人にとっては此れが1番の幸せなのではないかとも思います。
さて、今回葬儀の途中に太宰が中也へ添えたアングレカムの花には「何時までも貴方と一緒」「祈り」と云う意味があります。
他にも意外な意味を持つ花も多いので興味がある方は是非調べてみてください〜!この様に小説の一部に組み込んても面白いと思います!
と言う事でこの作品が書き終わったので無事ネタが尽きました\(^o^)/
本当にリクエストお待ちしていますッッッ(切実)
あ、長々と長文失礼しました…
其れではまた何処かでお会いできると嬉しいです
ではまた〜