ルフィにだけ会えない世界

あの動画がルフィと確信できずにそのまま数日たった。みんながルフィの情報を集めるため必死にうごいてるけどなかなか集まらない。

ガラガラガラ。教室のドアが開いた。

「おーい！お前ら、席につけ。今日は嬉しい報告がある。」

「「「えっ！？」」」

「今日はなんと転校生が来ます！！」

「えっ！！！！！？？？」

「「「男ですか？」」」

「「「女ですか？」」」

「静かにしろ！！入ってこい！！」

ガラガラガラ。

「えっ！？やばめっちゃイケメン！！」

「男なのに可愛くね？」

『自己紹介をしてくれ..』

「初めまして。ルフィと言います。今日からよろしくお願いします。」

「はっ！？ル、ルフィ！？」

「なんだ？ポートガス知り合いか？ルフィ、お前知ってんのか？」

「……………いえ。知りません。」

「る、」

「ポートガス。お前らは後で話せ。とりあえず何か質問したいことありますか？」

「はい！好きな人はいますか？」

「いやっ。いません。」

「好きなスポーツとかはあるか？」

「スポーツなら全般てきに全部大好きだ。」

「ファミリーネームは何ですか？」

「すまないが、、言えない。」

「一旦質問は終わりだ。授業ができなくなる。質問したい人はあとでやれ。でルフィはポートガスの隣の席に座ってくれ。」

「はいっ。わかりました。ポートガスさん。よろしくな。」

「…………エースって呼んでくれ。」

「うん。分かった。ならルフィって呼んでくれ。」

「ああ。」

(お前記憶がないのか？すごくムカムカする。あぁ！もう後で聞くか。)

授業が終わりルフィのところに行こうとしたらみんなが居て言うひまがなかった。

「ルフィさんはどこから来たの？」

「？？？町から。」

「えっ！？めっちゃ遠い！！」

「なんで引っ越してきたの？親の会社の転勤とか？」

「……そ、そう。」

(ルフィ？それは嘘なのか？ってかルフィ相変わらず嘘下手だな。昔よりは上手くなっているけど、、、ルフィは今嘘をついたのだ。目が一瞬泳いでたからだ。すぐ分かった。)

俺は重大なことを見落としていた。それをあとからとても運命を変えた。ルフィが笑わないことを、、、

「る、、」

ガタッ席を立ってどこかに行ってしまった。

「ルフィが避けている？」

(ちっ！こんなときマルコがいたら、、マルコは委員会で席をはずしてたんだ。ちょっとよくわかんないからまたあいつらを集めるか。)

休み時間

「集まってくれてありがとう。ルフィの情報だ。」

「ルフィの情報を見つけたのか？」

「あぁ。今日、俺のクラスに転校生がきたんだ。そいつの名前はルフィ。……おれたちの探しているルフィだった。だが記憶がないのかあるのかはまだわからないが、、、多分俺を避けていると思う。(さっき念のため引っ越しのことは話たしなぁ。)」

「避けるならルフィをここに誘えばいいんじゃないか？」

「いいな！！それ！」

「でも誰がいく？」

「ん~説得力のある、、ナミさんとマルコとサボとローでいけばいいんじゃないか？」

「でもあと一人連れていくわ」

「えっ！？誰？」

「サンジくんよ。サンジくんなら食べ物でつれるわ。」

「「「あぁ！！！なるほど！！！！」」」

「なら明日頑張ってルフィを連れてくるぞ！！」

「頑張るぞ！！！！」

「「「「おぉ！！！！」」」」

その頃

「はいっ。未だに奴らが動きそうな気配はありません。はい。引き続き十分気を付けながら過ごしていきます。」