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ゆかボンド
MIRAN@新作公開!!
【 私を選んで 】
iemn (♂) × mmntmr (♀)
ご飯にするお風呂にする構文
若干あ〜るの話かも?
mmmr様の二次創作です
御本人様には関係ありません
地雷の方はUターンお願いします!
__ iemn side __
mm「お帰りなさい!」
玄関で靴を脱いでいると、同棲している彼女がリビングから駆け寄ってきた。
珍しく玄関まで迎えてくれたようだ。
その笑顔に癒やされながら、俺も大好きな彼女に微笑み返す。
iemn「ただいまです。お迎えありがとうございます」
その言葉に機嫌を良くしたようで、彼女は満面の笑みを浮かべながら、俺に尋ねてくる。
mm「iemnさん」
iemn「なんですか?」
mm「ご飯にします?お風呂にします?」
mm「それとも、わ・た・し ?」
名前を呼ばれ何事かと思ったが、バカップルがよく言うありきたりな常套句だった。
俺は迷いなく答える。
iemn「ご飯で」
すると、彼女はムスッと癪に障った様子で、文句を言った。
mm「ご飯はまだ出来てません」
iemn「何なんですか……」
自分から聞いておきながら出来てないんかい、という少し亭主関白そうなツッコミを心の中でしつつ、俺は渋々別の選択肢を選んだ。
iemn「じゃあお風呂で」
mm「……」
今度は無言で睨まれる。
3つ目を選べ、という訳か。
iemn「……mmさんを選んでほしいんですか?」
mm「……そうですよ」
それはそれは恨めしそうに言われた。
彼女の目が、さっきより薄く細めれられている。
mm「なんで真っ先に選ばないんですか…」
mm「……寂しいですって、」
彼女が独り言のように小さく呟いたものが聞こえた。
その言葉を嬉しく思いつつも、俺は意見を述べる。
iemn「俺としては、一番にmmさんを選びたいです」
iemn「寂しがってくれて、こんなにも可愛いらしくて」
俺にさっきの呟きが聞こえていたことが、恥ずかしく思ったそうで、彼女の耳が赤くなる。
mm「……じゃあなんで選ばないんですか!!」
恥ずかしがった顔を見せたくないからか、勢いよく彼女が俺に抱きついてきた。
玄関の段差のせいで、いつもより少し俺に近づいた彼女の頭を愛おしく撫でながら、俺は話を続けた。
iemn「なんでそんなに誘惑するんですか…」
mm「…ぇ?」
iemn「途中で歯止めが効かなくなったら嫌だからですよ!」
俺は抱きついていた彼女を引き剥がし、正面から彼女の目を見ながら話す。
iemn「……mmさんが可愛すぎて、手加減できません」
iemn「mmさんを傷つけたくないんです」
iemn「……分かって下さいよ…、」
__大好きな人を傷つけたくない。
しかもそれが自分の手だなんて、俺は何に代えても絶対に嫌だ。
俺は願うような気持で彼女を見つめる。
驚きに固まった彼女の顔が、徐々に耳のように赤くなっていき、彼女を染める。
mm「……」
分かってくれたか、と思ったら、彼女は俺の期待に反し勢いよく言い返す。
mm「嫌です嫌です!!」
mm「iemnさんとイチャコラしたいんです!」
iemn「イチャコラって……」
…そんな子供みたいな。
mm「駄目ですか?」
上目遣いで聞かれる。
かなりあざといやり方だが、使えるものは何でも使う彼女らしい。
そして憎たらしいことに、俺はそんな彼女のある意味堂々とした性格が好きだし、それに惚れ込んでいる。
iemn「……」
なんとか耐えていた俺の理性が、ギリギリの所まで追いやられる。
しかし彼女は、それに追い打ちをかけるように、また言葉を重ねた。
mm「…私を傷つけたくない、って言いましたよね?」
iemn「……はい」
mm「iemnさんなら、いいですから……」
iemn「え?」
mm「だって、好きな人ですもん。構えて貰えてるだけですごく嬉しいです…」
mm「っていうかそもそも、私そんなに弱くありませんって!!」
iemn「けど_」
うだうだ言い訳を言っていると、彼女がしびれを切らしたように強く言った。
mm「あ〜”も〜”“……!!」
mm「私を信じて下さいよ!」
mm「私だって嫌な時は嫌だって言いますし、抵抗しますし、もしそれで傷ついてしまっても、それすらも望んでるんです!」
mm「傷つく以上に、好きな人から愛されてないって感じるのは辛いんです!」
iemn「………」
衝撃だった。
彼女を傷つけないでいようとした結果、彼女に辛い思いをさせてしまったことが。
俺の善意は、ただの自己満足だったのだ。
iemn「mmさん」
mm「なん__ッ!?」
彼女の顎に手を添え、彼女の口に優しくキスを落とす。
唇を離すと、俺は最後にもう一度聞く。
iemn「……本当に、いいんですか?」
mm「…ようやく分かってくれましたか……」
mm「いいに決まってますよ…!」
今度は俺が、照れてる彼女に抱きついた。
腕の中に彼女の温かい体温を感じる。
iemn「mmさん、大好きです」
mm「……私もですよ」
iemn「絶対、優しくするんで」
mm「べ、別に、そうしなくても……」
可愛らしく照れている彼女を抱きしめながら、俺達は部屋の中へ歩いた。
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