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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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死んだ時用 ( 記述日 11 月 12 日 23 時 )


皆様 、こんにちは 。

翡翠彩です 。

今日 、検査結果の報告で

病室ではなく別室に呼ばれました 。

今までは普通に私の部屋に来て

さらっと言うだけだったのに 。

わざわざ別室に呼ばれました 。

前 余命宣告を受けた時でさえ

私を悲しませないようにと病室で

微笑んで頭を撫でて

軽く言ってくれたのに 。

「 嗚呼 、もう近いんだな 。」

と 、そこで察しました 。

部屋は別棟の外れのいつもより静かな場所で

日が暮れて橙色に染まるなか

お医者さんと一対一でした 。

私は先に部屋で待っていて 。

入ってきた瞬間 、お医者さんは

首を強く 、でも軽く横に振って

窓に寄りました 。

お互い暫く無言で窓の外を見て

カラスの鳴き声と環境音に

耳をすましていました 。

お医者さんは突然私の方を見たかと思うと

目をしっかり合わせて

「 ごめん 。 」

と 、謝ってくれました 。

私は心の整理はついていました 。

「 こちらこそ長らくお世話になりました 」

仲がとても良いお医者さんだったから

いつもタメで家族のようだったのに

敬語を使ってそう伝えたら

急に胸が苦しくなりました 。

なんだか急に今までに無いぐらい苦しくて

息が詰まりました 。

心臓の鼓動が表面に出たみたいに 。

今まで死期を悟ったことが何度もあると

思っていましたがあれは全てただの恐怖で

今日のあの感情こそが死期を悟ったという

ことなのだと思います 。

うん 。

ほんとになんでこうなったんだろうなぁ 。








今日からは新連載も作らず

テラーの連載とリクエストを

最期まで書き切ることに専念しようかな 。

ほんとに頑張ろう 。

睡眠を減らしてでも 。

もう学校には行けないし

時間ならある 、から 。

あ 、でも一話で終わる短編の

BL 連載ちょっとだけ作ろう 。

夢系は大体は書き終わってる 笑

終わらせられないかもしれないけど

その時はごめんね 。

まぁ 、終わらなかった時は

琥珀瞳に任せた !

これの続き作ってくれませんか ? って

頼んであげてね 。

みんなには いっぱい

私の居た痕跡を遺してもらわなきゃ 笑








死期がすぐ傍にいてとても近いらしいから 笑

だから 、皆様に今から残します 。

まず 、今まで翡翠彩としての活動を

支えてくださり有難うございました 。

本当に感謝でいっぱいです 。

実は 11月24日 で活動始めて一年なんです !

そこまで生きて一年を祝いたいなぁ

とは思ってるから ! 頑張るぞ !

そして 、すみませんでした 。

たくさんたくさん迷惑をかけたと思います 。

みんな優しいから

すごくすごく優しいから

心配もかけたし不安にも

してしまったことがありました 。

ほんとうにごめんね

友達になってくれてありがとう 。

私が創った物語を見て、好きって言ってくれてありがとう 。

あほみたいな私を、好きでいてくれてありがとう 。

コメントはくれなくても

ハートしてくれた子も沢山いたね

話しかけてくれた子もいたね

それが心の支えでした 。

本当にありがとう !!

長生きしなくてもいいけどすぐには来んな

なんか美味しいもの食べて楽しんでから来て

急がなくてもあっちで待ってるから 。

私の爪の垢分ぐらいでいいから頑張って 笑

私 天国とか地獄とか信じてないから !!

真っ暗か真っ白かだと思ってるから

すぐ見つかるでしょ 。

来世では絶対会ってやんない 。

私の物語を愛してくれてありがとう 。

私自身も愛してくれてありがとう 。

私もここが大好きでした 。

すんごい好き 。大好き 。

まだここに居たいなぁ 。

みんなのこと

ほんとに 、本当に一等に愛していたよ

バイバイ




PS _ 私のことは忘れろ ! ばかやろー !




お願いだから 幸せになって





ーーーーーーーーーーーーーーー




皆様、どうも。 初めましての方は初めまして

翡翠の姉です。

今朝、 翡翠彩が亡命致しました。

酷いですが事実をお伝えすると、決して楽な死では無く、夜からずっと容体が悪くて「死にたい、お願いだからもう連れて行ってください」と力無く泣いていました。ずっとずっと死にたかっただろうに。死ぬ寸前までずっと謝りながらあの子は死にました。ずっと親に、人に、呪われているんだなと思ってしまうほどに苦しんで。 最期の言葉は「皆に謝っといて。ずっと迷惑、かけた。マジでごめんって。愛してるから、って」でした。どこまで優しいんだか。

私の妹と仲良くしてくれて、生きる希望になってくれてありがとうございました。

伝言ですが 「泣かないと思うけどいちよう。私の為に泣くと可愛い顔が台無しだし涙が勿体ないから泣かないで。」だそうです。

これからは私が翡翠が残した物語を投稿させていただきます。そして、私が投稿したとはいえ、コメントにはいつも通り翡翠に話しかけるみたいにコメントしてあげてください。私はコメントは読みませんから。


葬儀や連絡等の事情と、私の心の整理がつかず少し遅れての報告になってしまったことをお詫び申し上げます。


この投稿のコメントには私へのメッセージは書かないでください。あの子のコメント欄に私のような部外者へのコメントを残さないであげてください。翡翠へのメッセージをお願いします。 最期まで翡翠彩を見送ってくださると幸いです🙇‍♀️

この作品はいかがでしたか?

1,231

コメント

55

ユーザー

翡翠さんへ 私が初めて見た物語は翡翠さんの借金を押し付けられましてでした。 面白くて楽しそうで翡翠さんって楽しそうな人だなって思いましたでも実際は病気で苦しんでて真反対な人でした それでも物語を書いてて、でも病気に苦しんでてそれを知った今日私は情けなく感じてきました。今どうあがいても翡翠さんがお亡くなりした事実は消せません。だけど私達が翡翠さんのことを心の中に入れて生きて行こうと思います。

ユーザー

翡翠彩様へ 初コメです。ちらっと翡翠様が書いた物語を見るだけでした。私は今年テラーを始めました。私がテラーに住み着いた時には翡翠様はもういなかったのかもしれません。翡翠様がテラーにいて、沢山の方に夢や希望を与えてくれた事を最近知りました。ネット上の事でもこんなに悲しくなるのですね。認知が遅くてすみません。沢山お話読みます。安らかにおやすみなさい。     sino2023年12/20

ユーザー

翡翠さんへ めっちゃこっそりフォローさせていただいてました。なんなら初コメです。 翡翠さんのストーリーが好きでいろんなストーリーを読ませていただいてました。久しぶりに見に来たらお亡くなりになられていてとても悲しい気持ちでいっぱいです。1周年、私が翡翠さんの分までたくさん祝います!仲良くしとけばなぁととても後悔してます。日本語がおかしくてすみません。どうか安らかにお眠りください。長文失礼致しました。

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