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その次の日からの練習はレシーブとブロックの練習が多くなった。
「 どんな攻撃も出来るだけ拾え!ブロックも触れ! 」
相変わらず蘭はデカいしジャンプも高い。
三波さんのレシーブもどんなボールも絶対に反応してる。
でも俺のレシーブはまっすぐにくるボールは辛うじて止めれてる。
けど突発的な攻撃になるともう反応できない。
「 くっそ~どうしたらいいんだよ… 」
「 お前、レシーブしてる時どこ意識してんだよ 」
飛和が休憩の時に言った。
「 どこって…ボールの方… 」
「 そんなもん知ってるわバカ。ボール見ないでどうやって拾うんだよ 」
「 え、えぇ…?どういうことだよ… 」
「 だから、体のどこに力込めてるかって聞いてんだよバカ 」
「 うーん…重心下に考えて…手に力入っちゃうかも… 」
「 …お前、レシーブ下手くそな理由、それあるだろ。 」
「 え? 」
そして飛和は三波さんのレシーブを指さす。
下に重心はあるはずなのに床からのステップが軽い。
なんか…レシーブ自体はがっちりしてて力強いけど動きは速い。
「 お前のその床に這い蹲ったレシーブどうにかしろよ 」
「 は、這い蹲った?!一言余計なんだよお前!! 」
「 事実だろ 」
「 ぐぬぬ… 」