突然言われたその言葉に、少し動揺をする、
「……無いよ、」
「……、違うよね、」
えむが前を向く
少し下を向く彼女は少し泣いているように見えた。
「……私…、人に辛い思いさせたくない…っ!寧々ちゃんには笑顔でいてほしいの…っ!」
えむは少し叫ぶように言った、
「……えむ…、」
言ったら如何なるんだろう、
人とは違う、と嫌われるだろうか、
それとも、人とは違う私を可哀想な目で見るのか、
怖い、
大切なえむだからこそ、えむにだからこそ言えない、
いつの間にかえむはこっちを向いていた、
真剣に、私の目を見ている、
「……、」
「……実は、私…、」
「うん、」
「……不老不死なの、だから世界が滅んでも無くなっても死なない、」
「…!」
「……ーかった、」
えむが静かな声でそう呟いた、
「…えへへ、ごめんね?実はね、秘密が見えるっていうの嘘なんだ、」
えむが少し笑いながら言う、
「えっ…?!ちょ、ちょっと?!鎌かけてたの?!」
「えへへ〜、ごめんね〜!!」
えむは少し走りながらフェニランへ向かった、
「……良かった、」
そう呟くと、私はえむに付いていった
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皆さんは地球が明日終わると言われたら何をしますか? 僕は先に自サツします。 なんで?(?)