貴方を見ていた。
空を見る振りをして、貴方の横顔を見ていた。
透き通るような目。白く高い鼻筋。
背景の空に、よく似合っている。
放課後、親友と帰る貴方を見ていた。
私の親友である、彼女と帰るだなんて。
どっちもどっちで、羨ましい。
嗚呼、嫉妬する。
カフェに入る、貴方を見ていた。
私は、貴方を愛している。
だからこそ、貴方の事を、全て知りたい。
そう。行動も、言葉も、全て。
最近は、メモまでするようになった。
私の目の前で眠る貴方を見ていた。
透き通るような目を閉じて。
白く高い鼻筋に触れた。
私の物なんだ。貴方は。
ずっと、ずっとこれは変わらない。
だって、私が殺したもの。
コメント
16件
凄く好みの物語なんですが…?!!! 大切な想いを大事にしてるんだ って感じます…!!! ヤンデレって素晴らしいですよね☆
え、好き🫶 なんか小説にありそう、!!