君と僕のその後❤️💚旅スノ🐪
揺れる車内。時々亮平の右手と俺の左手がくっついては離れる。付き合いたての頃のように何だかドキドキする。仕事で二人きりは初めてだ。亮平にしては珍しくサングラスをかけていて男らしい姿に少し恥ずかしくなって直視できないでいる。
亮平💚『翔太と蓮もふたりで収録らしいね…どうしてそっぽ向いてるの?』
涼太❤️『何だか恥ずかしいから…』
〝可愛いんだから…〟小さな声でそう言うと亮平の長い腕が伸びてきて絡ませるとギュッと手を繋いだ。
ちょうど同じ時期に収録を終えた蓮と翔太は昨夜旅先から夕焼けをバックに撮った仲睦まじい写真を送ってきた。スマホの画面を覗き込んできた亮平の頭頂部の髪の毛が顔に掛かると、俺と同じシャンプーの香りが漂った。普段は別々のシャンプーを使用しているのに今日は同じ香りを纏っている。
昨夜から現地入りしていた俺たちは、それぞれの仕事を終えて別々の部屋に荷物を預けると、用意していた二人の部屋で落ち合った。何だか密会みたいでドキドキしちゃうと亮平は喜んでいた。
亮平💚『あっ部屋にシャンプー置いてきちゃった』
取りに戻ろうとした亮平を引き留めた〝もう待てない〟と言った俺を振り返った亮平は急にイヤらしい目付きになった。
人差し指でツンと胸を弾くと〝いつからそんなに可愛くなった?俺よりあざといとか許さないから〟狭い出入口で入り乱れながら、廊下に乱雑に一枚一枚脱ぎ散らかし互いの服を剥いでいく。
〝お風呂行こう汗掻いちゃった〟亮平に手首を掴まれ引っ張られるように脱衣場に立つと、普段は装飾品を付けない亮平は珍しく耳に付けたイヤーカフと腕時計を取ろうとしている。腕時計を外す仕草が美しくて見とれた。
イヤーカフを外す前に唇を貪ると〝もうセッカチ〟と言って俺のお尻に手を添えた。差し出された舌を抱き合わせて絡ます。
水音が響き渡り亮平の耳朶に舌を這わしてイヤーカフを口に咥えると〝やだエロい////〟と言って飾り目掛けて唇に吸い付き二人で舌で転がし合うと手の平に乗せた。
涼太❤️『どっちがよ////亮平の方がエロい』
〝ふふっ〟カツンとイヤーカフを置く音がなるとそれが合図のように瞳が重なった。お互い裸になると亮平の後ろから首筋に舌を這わす。前に伸びた腕を亮平が愛おしそうに頰に寄せると、一本一本指を舐め取った。
涼太❤️『ねぇ大人しく抱かれてよ』
亮平💚『愛し合いたいじゃん///俺だって触りたいんだよ涼太に///』
涼太❤️『はぁ….全く敵わないよお前には///』
亮平💚『勝てると思ったの?しんが〜い』
エッチの時でも振り回されぱなしの俺は、毎回名誉挽回に燃えては撃沈してる。あざと可愛い亮平には敵わない。結局両手を引かれてお風呂場に立つと、跪いた亮平は俺の熱茎を口に含み上目遣いで終始俺の反応を見ながら、白濁を口に含むと下に溜まった愛液を見せつけるようにして飲み込んだ。
亮平💚『ふふっいっぱい出たね』
なんて本当に怖いヤツ…〝早く解してよ?〟はいすいません直ちに…亮平は自ら鏡に手をつきお尻を突き出すと舌を這わした俺に〝ヤダァ舐めないでよ〟と言ってるけど、同時にされる事が好きな事を知っている俺はやめない。
亮平💚『ンンンッやだったら///あんんっ…』
腰を捩らせて後孔を引く付かせた亮平の隘路に指を挿し込み、舌を這わす。ゾクゾクと押し寄せた快感に声を荒げて鳴くと、後ろを振り返り艶めいた横顔を俺に向けると小さく〝バカァ〟と言って絶頂に達した。
涼太❤️『亮平すごく可愛い…もう挿れるよ?』
亮平 side
いちいち聞くなよ…全く真面目なんだから。そう言うところが大好きなんだけど。
ミチミチと押し広げて涼太の熱茎が押し入ってくる。何度繋がってもドキドキが鳴り止まないのは、心底涼太に惚れてるから。いつだって涼太といると胸がキュンキュンする。
涼太はこの仕事が決まった時すごく喜んだけど、俺は正直イヤだった。なぜなら…
涼太❤️『新婚旅行もう行かなくてもいいね。スノ旅が新婚旅行みたいなもんじゃない?』
なんてデリカシーのないこの男のせいだ。
〝そうだね💢〟と言って早めに仕事に出るふりをして翔太のマンションに駆け込んだっけ…
亮平💚『ねぇ聞いてよ!酷いでしょ?涼太なんて大嫌い!』
呆れ顔の蓮は逃げるように仕事に出かけて行った。翔太はいつものようにコーヒーを淹れると優しく手を取り撫で上げると涼太の肩を持つのがいつものお決まりのパターン。いつだってそう…だけどこの日ばかりは違った。
翔太💙『はぁ?今すぐにここへ呼んでトッチメテヤル!なんて酷い男だ!もう絶交だ!あんな奴幼馴染でも何でもない!』
亮平💚『いや…そこまで言わなくても…』
不思議だね…他の人から言われると涼太が可哀想に思えてくるなんて。翔太から呼ばれて慌てて飛んできた涼太は左右違う革靴を履いてきて玄関先で土下座をして謝罪した。
亮平💚『どんだけ慌ててるのよ…ださっ』
涼太❤️『ごめん…不謹慎極まりなかった…辱い』
亮平💚『ふふっ何その謝罪の仕方////武士かよ…』
不器用なとこも、真面目な所もテンパって片方の靴を履いてきちゃう所も全部が愛おしくって大好きだ。普段奥手のくせに夜は激しいところも…
亮平💚『ンンンッやだ激しっ…はぁっ待ってゆっくり…今イッたばっかり///んんっ!』
涼太はエッチになると盲目になる。周りが見えなくなり、快感に悶える俺を見ては悦に入り止められなくなる。怖いほどに…
涼太❤️『綺麗亮平…』
やばい…いつものパターンだこれ以上は制御できなくなる〝涼太待って…明日も朝は早いし身体洗おうよ?〟ああ駄目だ目がイッちゃってる。
涼太❤️『もう一回イッてからね…亮平可愛くイッテネ』
鏡越しにイヤらしく涼太の瞳に見つめられると気持ちが昂る。流されちゃう…甘美な疼きから逃れようと壁から手を離し目を逸らすと、後ろから羽交締めにされて腰を押し付けてきた〝まだだよ?〟胸の突起を執拗に弄りながら熱茎が押し入ってきた。
亮平💚『はぁっはぁっばか…もうムリ//ンンンッ』
〝はぁ〜〟疲れた…湯船に浸かると涼太は頭にタオルを乗せて修行僧のように目を瞑っている。呑気な奴。 涼太のシャンプーの匂いが浴室に漂って不思議な気分になる。シャンプーまで薔薇の香りだなんて…先にお風呂から上がった涼太はスキンケアを済ませて俺が上がった頃にはもうベットの中にいた。バスローブのままベットの上に座ると睡魔に襲われ船を漕ぐと涼太がタオルで頭をわしゃわしゃと拭いた。
涼太❤️『乾かそうか?よく翔太もしてあげてる』
亮平💚『はぁ💢何で現在進行形なんだよ?最近いつしたんだ?言ってみろ』
あぁ一気に目が覚めた。涼太はシマッタと言う顔をしている〝いや〜なんて言うか翔太甘え上手なんだよね〟甘えてくれば何でもするのかお前は…
翔太と話す必要が出てきたな。あの万年ド天然野郎…うちの涼太に手を出したらただじゃ済まさないから…
手慣れたように俺の髪の毛を撫で上げなが手櫛で梳いていく。翔太が甘えるはずだすごく気持ちイイし〝大事〟にされてる感じがする…
益々イライラする。終わらないうちに涼太を押し倒すと下着を剥いで口に含んだ。ちょっと…とか言ってるけど、嬉しそうにもうこちらは大きくなってますけど!
涼太❤️『んっ亮平…気持ちいい…////』
気持ちよさそうにされるのも腹が立つんだけど。どうしたってイライラする。翔太に嫉妬したって仕方ないのに…蓮はもう何ともないのかな。二人を見てイライラするのは俺だけだろうか。
上に跨って涼太の熱茎を後孔に押し当てる。
涼太❤️『亮平…いいよ無理しないで!横になって俺が挿れてあげるから』
亮平💚『あ💢なんだよ挿れてあげるって!ふざけんなよ!俺が挿れたいの黙って寝転がってろ』
俺は翔太とは違う。自分の意思で快楽を求めるしやりたくない事とやりたい事はハッキリしてる。涼太にしか甘えないし涼太に甘えてほしい。気持ちよくさせるのも俺だけなんだから…
亮平💚『ンッ…ふぅ〜はぁっもうちょっと…』
涼太❤️『ごめん…手を繋ごう?大丈夫?痛くない平気?泣かないで亮平』
亮平💚『泣いてなぃっ////汗だよ…全部挿入った?』
涼太はいつだって優しいのに怒ってばっかりの俺は困らせてばかり。頰を伝う涙を優しく拭い取り〝すごい汗〟と言って笑った。優しすぎて益々涙が溢れる。
亮平💚『汗が止まんない…ごめんなさいイライラして酷いことばかり言ってる』
涼太❤️『ふふっ素直な亮平も可愛い////お詫びついでに…動いてもらっていい?そろそろ限界なんだけど////』
亮平💚『バカァ////』
涼太は俺の腰を支えるように手を添えると、もう片方の手は繋いだままゆっくりと腰を振り上下に抜き挿しすると、時折眉間に皺を寄せて気持ちよさそうに甘い吐息を吐いた。
やだ可愛い興奮しちゃう////
俺の中で更に大きくなり涼太も興奮しているのがわかると愛おしくって腕を伸ばすと身体を起こして抱き合った。涼太は下から突き上げるように激しく腰を打ち付け、二人の間に白濁が放たれ愛液塗れになったお腹をくっ付けて抱き合うと、おでこに、ほっぺにキスをした涼太は〝亮平の汗はしょっぱい////〟最後まで俺の嘘に付き合ってくれて優しいんだから…
散々愛し合った夜ベットの上で繋がったまま朝を迎えた ・・・
あぁ俺の腰終わった…
オープニング二人でラクダに乗って登場の予定は急遽俺の腰痛により涼太一人での撮影となった。
涼太は朝起きるなり俺の異変に気付くと、土下座をして切腹でもしそうな勢いで三つ指ついて謝罪した。〝座り心地悪そうだし返って良かった〟なんてちょっぴり涼太の優しさが移っちゃった…
何処かの国王のように砂漠をラクダに乗って現れた涼太はカッコよくて写真を何枚も撮っちゃった。
亮平💚『涼太すっごく似合ってるカッコいいよ////』
涼太❤️『なんか…昨夜の上に跨った亮平を思い出す////ラクダに乗らなくて正解だよムラムラしちゃうとこだった…いつか二人きりの時に乗ってね』
亮平💚『今すぐ降りろ💢テメェ引きづり下ろしてやる💢』
優しいこの男はデリカシーのない男。俺の素敵な思い出の一夜をこのラクダのホーリーに汚されるなんて…
涼太❤️『ちょっと危ないからやめてよ…何怒ってんのよ?』
亮平💚『一生ラクダに乗ってろこの変態』
俺の優しさは1時間ともたないらしい・・・
実は二人でまだ旅行に行けてない。今回が初の二人旅だなんて何だか悲しいな…初めてはプライベートで行きたかった。そんな事思ってるのは俺だけで涼太は旅を満喫中。
涼太❤️『夕飯はやっぱり鍋かな?精の付くスッポン鍋とかどう亮平?今夜もいける?』
亮平💚『反省してないだろお前!もっと色っぽく誘えよ』
涼太❤️『あっ牡蠣だ!亮平好きでしょ精力つくよ!』
全く聞いてない…やっぱりデリカシーのない男。
結局ダビィのオススメは〝サバしゃぶ〟だった。運転をする俺の隣でサバの成分を調べている。
涼太❤️『サバ…滋養強壮…んん〜』
精力増強のパワーは鯖には無いようで何よりだ。
涼太❤️『あっうふふふっ亮平!疲労回復だって////疲れ知らずだね亮平くんたら////』
亮平💚『まだ食べてないわ💢』
〝いっぱいお食べ〜〟疲労回復に全力を注ぐ男は新鮮なサバをしゃぶしゃぶしては俺の口に突っ込んだ。結局一日中運転した俺は疲労回復とはならずコッソリと涼太が宿を取ってくれていたにも関わらずその日は朝方まで爆睡してしまい、殿様のように上座で胡座を描く涼太に三つ指ついて謝罪したのは俺だった。
亮平💚『ごめんね疲れちゃって////折角素敵な旅館予約してくれてたのに…』
不適な笑みを浮かべて、ゆっくりと近づいた涼太は俺の両肩をガシッと掴むと後ろに押し倒して、畳の上に横たわると上から跨って、自身の浴衣の袖を抜くと俺の首筋に舌を這わした。
やだぁカッコ良過ぎる・・・
涼太❤️『スッカリ元気になったみたいで良かった…安心して亮平もう一泊追加したから明日の昼までゆっくりできるよ?』
エッチな事になると急にシゴデキ////益々惚れちゃうじゃん////涼太の吐息が顔にかかってくすぐったい。
頰を撫で、浴衣の合わせから差し込まれた指が、胸の突起に触れ、重なった涼太の足が太腿の間に押し入ってくると互いに着崩れていく様はイヤらしく、甘美的だった。頰を撫で涼太と唇を重ねれば時を忘れて幾度となく貪り合い繋がった。
あぁ…もうこれでいいや新婚旅行。
これ以上激しい営みが待ち受けていると思うと幸せすぎて死んじゃいそう・・・
コメント
12件
舘様の武士み共感しかない🤣🤣阿部ちゃん💚女の子みたいで可愛い💕
このカップル可愛いよねー😍しょっぴー💙登場してるのが花凛さんぽいなと🤣🤣
月曜日の朝にセンシティブが 染みるぅぅぅ!!!!!! 幸せをありがとうございます。 2人が幸せならそれだけで十分です🫶