wki side
w「ん……」
窓からカーテン越しに照らす太陽の光で目が覚める。
今日は月曜日。
休日が終わり、また今日から5日間仕事をこなさなければならない。
正直めんどくさい。元貴とずっとイチャイチャしていたい。
けれどもそんなのは叶わぬ夢なので渋々起き上がる。
w「もとき……おはよ」
俺は隣で規則正しい寝息をたてて寝ている元貴の額に軽いキスを落とす。
元貴は少しピクッと眉を揺らし、反応を見せたが起きたわけではなさそうだった。
……手錠とかしないと逃げちゃうかな
ふとその考えが頭をよぎる。
だが、俺もそこまで最低な男ではない。
元貴のことは信用している。
しかも、元貴はそんな馬鹿がやるようなことはしないだろう。
逃げたらどうなるか分かってるだろうし。
俺は最終的には手錠などはせず、部屋の鍵だけかけておくことにした。
w「朝ごはん持ってくるから待っててね…」
俺は朝食を作りにと台所へ向かった。
w「はい、元貴、起きて〜朝だよ〜」
俺はコトっと隣のベットの隣にあるテーブルに朝食を置いて、元貴を起こす。
そうすると、元貴は「んん…」と少し起きるのがめんどくさそうな様子で目を覚ました。
m「わかぃ…っ、おはよ……」
w「おはよ。昼ごはんもここに置いとくから食べてね。じゃ、仕事行ってくるけど……逃げんなよ? 」
一応元貴には圧をかけておく。
m「…っ、はい。… ご飯ありがと。……あの、たまに廊下出るとかは……」
w 「ダメに決まってんじゃん」
m「あはは…ですよね………」
そんなことを聞いてくるのかと少し呆れながら、あっと忘れていたことを思い出した。
w「そういえば……スマホで他の人に連絡とるなよ?絶対だからな?」
あえて少し低い声で言うと、分かりやすくビクッと体を震えさせ頷く元貴。
w「ん、えらい。じゃ帰ってきたらお出迎え、しっかりしろよ」
m「うん……い…ってらっしゃぃ……」
w「…! いい子で待っててね、」
まさか元貴がいってらっしゃいと言ってくれるとは思っていなく少々驚きながらも、それがまた癒しとなり会社へと向かった。
w「はよーざいます」
俺は自分のデスクへと行き、早速仕事へと取り掛かる。
最初はやはり憂鬱でしかなかった。
もう早速元貴不足だ……
t「若井ーこれ今日中な」ドサッ
そう言いながら大量の資料を渡してきたのは、上司の髙野清宗だった。
w「え、多っ。髙先それはやりすぎっすよ」
t「だからその呼び方やめろって笑 …まぁ、優しいから今週中にしといてやるよ」
ドヤ顔でそう言ってくる髙先。
まぁ見ての通り、俺と上司は仲がいい。
上司は元々みんなと仲いいからあれだけど。
だが、そんな髙先でも性格が終わってるやつとかに対しては容赦しない。
きっと、俺の裏の顔を見たらボッコボコにされるだろうな。
まぁ、普段は仮面を被っているためそんなことはないのだが。
t「はいじゃあがんば〜」
w「うぃ〜す」
俺はその後もちょくちょく元貴の写真を見て癒されながら仕事を続けた。
w「ただいま〜」
がチャッと元貴の部屋(監禁室)を開けると、そこには少し服をはだけさせながら眠る元貴がいた。
涙を拭いていたのかは分からないが、右手にはティッシュを持っていた。
ベットの隣のテーブルにはしっかり完食したと分かるピッカピカの食器。
そういうところにまだ愛を感じる。
…てか、それよりよ。
行く前にお出迎えしてね、って言ったはずなのに何すやすや気持ちよさそうに寝てんだよ。
w「おい、起きろ」
俺は元貴を起こそうと声を掛ける。
m「んん…うるさい……」
w「…は、誰に向かってそんな口きいてんの?」
ドゴッッ
m「っ!?え、あ、わかぃッ、おかえりっ…」
w「ただいま。というかさ、何今の口のきき方。しかもお出迎えもしてくれなかったし。 」
m「あっ、ごめんっ、ごめんなさいっ、わかいっ」
そうバッと起きてきてしがみついてくる元貴。
元貴は座っていて、俺は立っているという状態なため、必然的に元貴が上目遣いに。
それだけでもやばいのに、さらに畳み掛けてくるのがチラ見え。
上からのアングルだと服の隙間から元貴の身体がバッチリと見える。
しかも、元貴は中にヒートテックも何も着ていない状態なため、胸が丸見え。
w「………えろ」
m「……?………!?//ちょ、見ないでっ//」
元貴は俺の言葉で気づいたのか、バッと胸を服の上から腕で隠し、赤面で睨みつけてくる。
w「…やば勃った」
m「え…… 」
w「じゃ、今回もおねがい〜」
……なんか元貴を見て、「壊したい」という思いが最近どんどん増えてきている気がする。
このままではダメなのに。
そうわかってるのに。
身体は言うことを聞かない。
所詮、人間ってのはそんなもんだ。
ドサッ……
w「なんか元貴の行動全部に興奮しちゃう…♡」
m「え、わかいッ、ほんとにするの…?」
w「当たり前じゃん。なに1人でヌいとけっての?そんな悲しいこと言わないよね元貴は」
m「っ…わかった、」
元貴との気持ちいい気持ちいいえっちスタート〜♡
え、ストーリーこんなんで大丈夫?絶対大丈夫じゃないよね??
てか皆さんいいね前回目標850だったのに1000も……ありがとうございます😭
ほんと毎話こんな多くいいね貰えるの初めてで感動しております
next→♡1000
コメント
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わ、クズ井だ、、、 大好きクズ井 もっともっくんがぐちゃぐちゃになってるの見たい続き楽しみにしときます
あああああああはあはあはあはあはあ♡
クズ井は大好きで……、もう、えぐい(?) 先輩、最高です!続きが楽しみ~笑、(語彙力どっかいった笑、)