低クオ➡
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颯side
引っ越してきて1日目.
薄い布団が何故か重く、暑苦しくて目を覚ました.
布団の上を見てみるも何も無く、中で空気
が篭っているのか.と思い布団をばっと退けてみた.
そこにはピンクのもふもふがあった.
私の視界はまだ半分寝ていて、寝ているって言うか、シンプルに私の目が悪いだけかもしれないけど.
半分寝ている目を擦り気合いでこじ開ける.
私は唖然とした.
よく見たらそれは人間で.色鮮やかなピンクの髪の毛が特徴的な男の子だった.
男の子っていうか、まぁ私と同い歳くらいだと思う.
その男の子は小柄できっと私より身長が低いと思う.まぁ私が高すぎるってのもあるけど、
私は色々考えすぎてしまって思考が停止してしまい、男の子を見つめたまま固まってしまった.
佐「おねえさ~ん」
佐「生きてる~?」(手振)
もうダメだ.よく分からなくなってきた.
そんな事を考えていると私はいつの間にか彼の頭に手を置いていた.
待って私何してるの?
佐「お姉さん大胆だね」(微笑)
彼は頭上の私の手を頬まで持ってきて.
自分の頬にくっつけていた.
私はようやく脳の整理がつき口を開いた.
颯「え、えっと~、貴方誰?」
佐「にゃはっ.俺はここのマンションの地縛霊の佐久間大介でぇす!」
颯「じ、地縛霊??」
佐「そっ!地縛霊!」
颯「…」
颯「そうゆうの不法侵入って言うんですよ.小学校で教わらなかったんですか、?」
佐「って、 」
佐「だぁかぁらぁ!おれっちは地縛霊だから!霊だから!」
颯「でも体透けてない…」(ジトーッ)
佐「透けては無いけどぉ」(颯の手を自分の体に触れさせ)
佐「ほら.触れないでしょ? 」
颯「確かに、さっきから上に乗っかられてるけど重くないし…」
佐「いや俺元々重くないよ?!」
佐「おねぇさん面白いね」笑
颯「私面白いなんて人生で一回も言われた事無いんだけど…」
佐「え~じゃあ可愛い!かなぁ」(颯の手を触)
颯「う~ん」
颯「てかなんでずっと私の手触ってんの?」
佐「いや綺麗だなぁ~って」
佐「あむっ」(颯の指を噛み)
颯「ちょっ、なにしてッ」
佐(舐)
颯「んッ///ちょっとッまじやめ」
佐「おねぇさん指弱いの?かわいい〜」笑
颯「まじで通報しますよ?」
佐「待って!そんな怒ると思わなかった!ごめん!」(微笑)
颯「あとさ、一旦どいて?」
佐「はぁ〜い」(凹)
颯「分かった」
颯「整理すると君はここの地縛霊の佐久間大介くん.」
颯「ちょっと何を考えてるか分からない子.」
佐「いやいやいや、それは要らないでしょ!」
佐「そういえばおねぇさんの名前は?」
颯「佐々木颯、」
佐「颯ちゃん!かわいい〜」(抱 )
颯「佐久間くんはスキンシップが激しいんだね」(苦笑)
佐「さっくんでいいよぉ」
佐「昔はみんなそう呼んでたし、」(表情が曇り)
颯「みんな、?」
佐「なんでもないっ!」(笑)
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