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「…こーじ、」
「あれ、おはようさん」
台所に立って朝食の準備をしていると後ろからでっかいわんちゃんに抱きしめられる。
仕事で見る完璧な目黒蓮とは違い、まだ寝起きのぽやぽやした赤ちゃん。
肩口に顔を埋めてまた二度寝をしようとしていたので、頭を撫でると「んん…」と眠そうに声を漏らす。
「ほら、危ないから座っとき?」
「ん」
こうやって言われたこと素直に聞くところもわんちゃん。
言った本人が言うのもあれだが、離れたら離れたで少し寂しいと感じてしまうのは蓮を好き過ぎるから?
手を止めて後ろを見ると、こくこくと寝ては起きてを繰り返している蓮。
可愛い、保護したい。
一応蓮のスケジュールを確認したが、今日は朝からではなく午後からの仕事だった。
おかんみたいにバシバシ叩いて起こす必要も無いからご飯出来るまではそのまま寝かせておく。
俺は朝から仕事だから早起きしたが、蓮は連日朝早くから仕事に行っていたのでいつもの癖で起きてしまったのだろう。
「蓮ー?ご飯出来たで」
「ん……?、ごはん、」
「眠い?まだ食べんどく?ラップかけて冷蔵庫入れとこか」
眠そうにごしごしと目を擦る蓮に問いかけると首を横に振るのでどうやら食欲はあるらしい。
「ほんならちゃんと座って、手合わせて、はいいただきます」
「いただきます…」
「あ、そうや今日阿部ちゃんやん」
「きんようびか、今日」
テレビを付けると 久しぶりに朝のニュース番組に出ている阿部ちゃんを見た。
毎週朝早くに起きてこんなに爽やかな笑顔でテレビに出る彼に脱帽する。
「んふ、なんや今のあざと過ぎるやろ。さっくん来てまうわ」
楽しそうにスタジオで話す阿部ちゃん達を見ながら卵焼きを口に入れる。
「…蓮?どしたん、やっぱ食欲無いん?」
テレビにばかり目をやっていて気づかなかったが、向かいの席にいる蓮がやけに静かだった。
「……」
「めめちゃーん?ちょお、可愛い顔で見つめんといて?」
話しかけてもうんともすんとも言わない蓮だっが、急に椅子から立ち上がり、前のめりになったと思えば
頬に手を添えられて
「え、ちょ、んむっ!? 」
何故かキスされた。
「お前の口からのカイチアウはより美味しいな…だっけ?」
「……????」
…いや何にっこりアイドルスマイルかましてんねん、惚れるわ。惚れてるわ。
急な出来事過ぎて、頭の中ははてなで埋め尽くされる。
それ某カイくんのセリフやし…てかどっちかと言うとそれ俺が言うやつ。
当の本人はやることをやって満足したのか、何事も無かったかのようにまた行儀よく椅子に座ってご飯を食べている。
「蓮、熱あるんか」
「ない」
「そんなきっぱり言われると逆に心配なるわ…」
食欲旺盛、ご満悦な赤ちゃんに気を取られて気づけば8時58分。
出かけるまであと15分くらい。
すまん阿部ちゃん、ほぼ後半見れんかった
「やっばもうこんな時間やん」
「あれ、ほんとだ。てか康二今日食べるの遅いじゃん」
「あほ、お前のせいや」
急いで残った味噌汁をかき込んで二人で手を合わせて 食器を台所に置く。
歯を磨いて、ぼさぼさの髪の毛を少しとかしてなんとか出発5分前。
「じゃあ行ってくるな」
「康二」
「ん?、わっ」
呼び止められて振り返ればそのまま蓮の胸に閉じ込められる。
ぎゅーっと抱きしめられて、苦しいけど可愛いから俺も抱きしめ返す。
そして少し離れて触れるだけのキス。
数回したあとに後頭部を抑えられて今度は少し長めのキス。
つんと唇に舌を当てられて、そのまま受け入れたいけどなんとか離れる。
「ぁ、」
「そんな顔してもだーめ、やめられんくなってここで襲ってまうもん」
「、んん」
「かわええなぁ、帰ったらいっぱいちゅーしたるから。な?」
蓮はまた近づいて耳元で
「…ちゅーだけじゃ足りない、帰ってきたらすぐえっちしよ?」
「……爆速で仕事終わらせてくるわ」
「あは、俺も頑張ろ」
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ぽやぽやmmちゃんとペース乱されkj
赤ちゃんでわんちゃんなmmが書きたかっただけです。
コメント
2件
一 枚 上 手 に 見 え て 実 は 余 裕 な い kj クン と 恋 人 に 甘 々 な わ ん ち ゃ ん mm が か わ い す ぎ て 死 亡 し ま す 。