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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ー💜side

俺はついに目的の場所にたどり着いた。でも、その前には大人の人間よりも3倍ほど大きなクマがいた。俺なんて一口で丸呑みされそうなほど、大きなクマだった。でも、この先にムギワラギクがある。それさえ手に入れれば、🧡さんを助けることができるのだ。俺は勇気を振り絞って、クマに話しかけた。

💜「すみません!この先にムギワラギクっていう花があるんですが、どいていただけますか?」

クマ「あ”あ”?そこのちっこいの、俺様の縄張りに入るだと?縄張りに入るんだったら、大人しく帰ったほうがいいぜ?ちょうど腹ペコだったからよぉ。」

クマは舌をペロリと出すと、俺に飛びかかってきた。俺はすんなりと間を通り、交わすことが出来た。けど、それがかえってクマを怒らせてしまったようで、突進してきた。流石にそれは避けきれず、俺は宙を舞った。地面にベタンと叩きつけられる。生憎足の骨を折ってしまったらしく、立つことが出来なかった。

💜「(ここまでなの、、、かな、、、。)」

クマ「さぁ、大人しく俺の昼ごはんになってくれ。」

俺は目をつむった。ごめんなさい、🧡さん。貴方を死なせることになってしまいました。そう思ったときだった。ドガッという鈍い音とともにクマが倒れる音がした。

クマ「なっ、、、なんだ!?」

そこにいたのは、食用のうさぎたちだった。前よりもたくましくなっている。それよりも、どうしてこんなところにいるのかが気になって仕方がなかった。またあの檻を壊してきたのかな。

うさぎ「お前が脱走してくれたおかげでよぉ、俺たちも自由になったんだ。お前には感謝するぜ!」

クマ「なんだ。ただの雑魚が増えただけじゃないか。」

うさぎ「それはどうかな?力であろうと、俺達のほうが合わせりゃ強いぜ!お前ら、飛びつけー!!!」

チンピラうさぎ「イエッサーボス!!!」

そうやって、彼らは一斉に飛びかかり、ご自慢の前歯でクマのあちこちを噛んだ。これにはクマも音を上げ、森の奥へと逃げていった。うさぎたちはガッツポーズをして喜んでいた。俺はよろよろとなんとか立ち上がり、うさぎにお礼を言った。

💜「あ、ありがとう、、、。」

うさぎ「いいってことよ。お前のこと、檻じゅうで噂になってたぜ?お前が『王家のうさぎ』になったってな!」

💜「、、、ごめん、俺だけ逃げることになっちゃって、、、。」

うさぎ「いや、俺たちも気づいたんだよ。縄張りとかじゃなくて、仲間のほうが大事だってな!さっきも言ったように、俺たちはお前のおかげで自由になれたんだ。感謝するぜ!俺たちはこの森で生きるから、お前も時々遊びに来いよ!」

💜「、、、!うん!」

俺はうさぎたちに別れを告げて、森の奥へと進んだ。そして、ついに見つけることが出来たのだ。本当に小さな花だったけど、🧡さんのようにオレンジ色が美しい花だった。

💜「あった、、、あった!ムギワラギク!!」

俺は足を引きずりながら、必死に王宮へと急いだ。王宮を飛び出してから、もう何日経ったかはわからない。でも、今行かなきゃ、自分を犠牲にして走らなきゃ、🧡さんを救うために。🧡さんとまた笑えるように。


はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜

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