テラーノベル
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70
#吸血鬼
ミリア
44
重田💋(omoda)
581
父を葬るための仕掛けを施し、アリバイ作りのため、喫茶店に向かおうとしたそのとき。
上田正秀の行く手を阻むように、一人の人物が立っていた。
「よう」
白村拓だった。
正秀はドキリとしたが、平静を装う。
「よう。うちに来るなんて珍しいな」
「用があってね。ちょっと上がっていいか」
「いや、これから用事があって……」
「何の用だ?」
「喫茶店で勉強しようかと。テストも近いし……」
「なるほど。でも重要な話があるんだ」
「いったい何だよ」
「実は、お前の家がこれから放火される可能性がある」
心臓がさらに跳ねた。
(なぜそれを知ってる……)
全身から嫌な汗が滲んできた。
悟られないよう、必死に何でもないように振る舞った。
「俺の家が放火されるって? 何でま******
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コメント
2件
わあ、ついに拓が核心に迫ってきた感じですね…!「ABC殺人事件」をベースにした見立て放火、という推理の組み立て方がすごく鮮やかで、正秀が追い詰められていく心理描写にハラハラしました。特に最後の「お前だろ、正秀」の一言で、胸の奥がドキッとしました。続きが気になりすぎます…!