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さとりとこいしの幻想日記

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さとりとこいしの幻想日記

9 - 第二章 第二話紅魔館

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2022年03月12日

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霊夢さんと異変解決をすると約束して数日たった。

(私なんかに異変解決できるかな?)

「さとり様、お目覚めですか?失礼します。」

お燐が料理を持って部屋へ入ってきた。

いい匂いがする。

「おはよう、お燐朝早いわね…ふぁ~」

お燐はいつも早朝に起きて私たちのご飯を作ってくれる。お空も一緒に作ってくれている。

「もぐっ……!やっぱりお燐の料理は美味しいわね!」

私は早速ご飯を食べ始めた。

いくらでも食べられそうだ。

「ふぅ…美味しかった。」

私はすぐに料理を平らげた。

「わぁ!さすがさとり様!そういえば前、博麗神社に行って何をしてきたんですか?」

私は博麗神社であったことをお燐に説明した。

お燐はポカーンとした表情で私の話を真剣に聞いてけれた。

「ほぇ~そんなことがあったんですね〜異変解決かぁ〜なんだか新鮮です〜!」

お燐はのほほんとしている。

こっちも色々と大変だっけどね……。

「さて、異変が起こっていたら大変だし一旦外出てくる。」

お燐が「まさかさとり様が自分から外に出たいというなんて……」らしい。

ひどい言われようだ。

「さとり様!お手紙が届いてますよー!」

お空が大急ぎで走ってきた。

なんだろう?

パラッ

こんにちは。

今夜、あなたを紅魔館に招待します。

異変解決のさとり様。

ぜひいらしてください。最高のパーティを楽しみましょう。」


私はお燐とお空を交互に見つめた。

二人は生唾を飲む。

「あれぇ〜皆どうしたの?」

こいしがいつの間にかやってきた。

「あ、こいし、申し訳ないけれど、お留守番しててもらえるかしら?大事な家族を危険な目に合わせたくないの……もちろんお燐とお空もとっても大切だけど…!」

こいしはしぶしぶうなづいた。

夜、私とお燐、お空は紅魔館へ出かけた。

夜は不気味で、いろんな妖精と合った。

まず最初にあったのはリグルさんとミスティアさん。

とってもいい人だった。

そして三人組の妖精サニーさんと、スターさん、ルナチャイルドさんと出会った。とても楽しかったです。

間もなくして、紅魔館に着いた。

紅魔館はとても広くて、キレイです。

「ここが……」

私は紅魔館内に足を踏み入れた。

「いらっしゃい。異変解決者さとり。今夜貴方を読んだのは、私たちの異変に加担してほしいからよ。」

「………その要求は飲めません……」

「………まあ、その反応は予想していたけれどね。私達が望む世界は、こんな世界ではないのよ!」

レミリアさんが大きな槍を投げてきた。

「わわ!いっ、いきなりなんですかぁ!危ないじゃないか!」

お燐がレミリアさんをにらみつける。

「私達が望む世界はね…!もっと私達を受け入れてくれる世界のことよ!」

きっと霊夢たちには受け入れて貰えないと思ったのだろう。

「私達の計画を邪魔するなら……今すぐ消えろ!」

すれすれのところで避ける。

(心を読めば……右から…次は横最後は上!)

私はレミリアさんの攻撃を華麗に交わした。

レミリアさんがぽかんとして立ち尽くしている。

「今のうちだ!どけえぇ!」

お空がレミリアさんに弾幕を放つ。

「……まだまだね、考えが甘いわ……紅魔スカーレットデビル!」

「うわっ」

お空が弾幕に当たり吹き飛ばされる。

相手は手強い。

「お空!さとり様、私はお空を安全な場所に移動しますので、申し訳ありませんが、あとはお願いします!」

お燐はお空を連れて紅魔館を出た。

「あら?お仲間は逃げてしまったようだけど………」

想起「恐怖催眠術」

今回は少しアレンジしておいた。こんな小さな球体は、ほとんどの人が魔法で跳ね返すだろう。それを利用する。魔法を当てた瞬間その瞬間大きな爆発を起こすのだ。

予想通りレミリアさんは魔法を放った。

「バンッ……です」

レミリアさんの周りにはたくさんの小さな弾幕を置いておいた。もちろんスペルカードと同じ効果だ。

バァッーン

派手な音とともにかなり広範囲が爆発した。

「そんな……私は…ただフランの住みやすい環境を……作っあげたか………った。」

最後の一言を残すと、レミリアさんは目を閉じる。

(やっぱりだめだ。)

私は反射的に爆発を止めてしまった。

「あっ」

しまった。また襲ってくる?!

レミリアさんは泣いていた。

「あなた、大事なことに気づかせてくれてありがとう。

私が自分勝手な行動をしたから。フランも悲しんだのよね。ごめんなさいフラン…

ごめんなさい…」

しばらく立ったあと、レミリアさんは泣きつかれて眠ってしまった。

私は最後にレミリアさんの手をぎゅっと握ると紅魔館を去った。

「お燐…お空…行きましょう」

「無事だったのですね!さとり様!」

私はお燐に反応することなく紅魔館を去った。

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