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霊夢さんと異変解決をすると約束して数日たった。
(私なんかに異変解決できるかな?)
「さとり様、お目覚めですか?失礼します。」
お燐が料理を持って部屋へ入ってきた。
いい匂いがする。
「おはよう、お燐朝早いわね…ふぁ~」
お燐はいつも早朝に起きて私たちのご飯を作ってくれる。お空も一緒に作ってくれている。
「もぐっ……!やっぱりお燐の料理は美味しいわね!」
私は早速ご飯を食べ始めた。
いくらでも食べられそうだ。
「ふぅ…美味しかった。」
私はすぐに料理を平らげた。
「わぁ!さすがさとり様!そういえば前、博麗神社に行って何をしてきたんですか?」
私は博麗神社であったことをお燐に説明した。
お燐はポカーンとした表情で私の話を真剣に聞いてけれた。
「ほぇ~そんなことがあったんですね〜異変解決かぁ〜なんだか新鮮です〜!」
お燐はのほほんとしている。
こっちも色々と大変だっけどね……。
「さて、異変が起こっていたら大変だし一旦外出てくる。」
お燐が「まさかさとり様が自分から外に出たいというなんて……」らしい。
ひどい言われようだ。
「さとり様!お手紙が届いてますよー!」
お空が大急ぎで走ってきた。
なんだろう?
パラッ
こんにちは。
今夜、あなたを紅魔館に招待します。
異変解決のさとり様。
ぜひいらしてください。最高のパーティを楽しみましょう。」
私はお燐とお空を交互に見つめた。
二人は生唾を飲む。
「あれぇ〜皆どうしたの?」
こいしがいつの間にかやってきた。
「あ、こいし、申し訳ないけれど、お留守番しててもらえるかしら?大事な家族を危険な目に合わせたくないの……もちろんお燐とお空もとっても大切だけど…!」
こいしはしぶしぶうなづいた。
夜、私とお燐、お空は紅魔館へ出かけた。
夜は不気味で、いろんな妖精と合った。
まず最初にあったのはリグルさんとミスティアさん。
とってもいい人だった。
そして三人組の妖精サニーさんと、スターさん、ルナチャイルドさんと出会った。とても楽しかったです。
間もなくして、紅魔館に着いた。
紅魔館はとても広くて、キレイです。
「ここが……」
私は紅魔館内に足を踏み入れた。
「いらっしゃい。異変解決者さとり。今夜貴方を読んだのは、私たちの異変に加担してほしいからよ。」
「………その要求は飲めません……」
「………まあ、その反応は予想していたけれどね。私達が望む世界は、こんな世界ではないのよ!」
レミリアさんが大きな槍を投げてきた。
「わわ!いっ、いきなりなんですかぁ!危ないじゃないか!」
お燐がレミリアさんをにらみつける。
「私達が望む世界はね…!もっと私達を受け入れてくれる世界のことよ!」
きっと霊夢たちには受け入れて貰えないと思ったのだろう。
「私達の計画を邪魔するなら……今すぐ消えろ!」
すれすれのところで避ける。
(心を読めば……右から…次は横最後は上!)
私はレミリアさんの攻撃を華麗に交わした。
レミリアさんがぽかんとして立ち尽くしている。
「今のうちだ!どけえぇ!」
お空がレミリアさんに弾幕を放つ。
「……まだまだね、考えが甘いわ……紅魔スカーレットデビル!」
「うわっ」
お空が弾幕に当たり吹き飛ばされる。
相手は手強い。
「お空!さとり様、私はお空を安全な場所に移動しますので、申し訳ありませんが、あとはお願いします!」
お燐はお空を連れて紅魔館を出た。
「あら?お仲間は逃げてしまったようだけど………」
想起「恐怖催眠術」
今回は少しアレンジしておいた。こんな小さな球体は、ほとんどの人が魔法で跳ね返すだろう。それを利用する。魔法を当てた瞬間その瞬間大きな爆発を起こすのだ。
予想通りレミリアさんは魔法を放った。
「バンッ……です」
レミリアさんの周りにはたくさんの小さな弾幕を置いておいた。もちろんスペルカードと同じ効果だ。
バァッーン
派手な音とともにかなり広範囲が爆発した。
「そんな……私は…ただフランの住みやすい環境を……作っあげたか………った。」
最後の一言を残すと、レミリアさんは目を閉じる。
(やっぱりだめだ。)
私は反射的に爆発を止めてしまった。
「あっ」
しまった。また襲ってくる?!
レミリアさんは泣いていた。
「あなた、大事なことに気づかせてくれてありがとう。
私が自分勝手な行動をしたから。フランも悲しんだのよね。ごめんなさいフラン…
ごめんなさい…」
しばらく立ったあと、レミリアさんは泣きつかれて眠ってしまった。
私は最後にレミリアさんの手をぎゅっと握ると紅魔館を去った。
「お燐…お空…行きましょう」
「無事だったのですね!さとり様!」
私はお燐に反応することなく紅魔館を去った。