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雨が降り始めてきた。
曇はさらに暗くなった。
その中、一人の少年が傘をささずに走っていた。
『どうにかして、ここから抜け出すんだ…!!』
少年は振り返らずに走り続ける。
雨は強まるばかりだった。
『なんとか…逃げて…僕の……里へ………』
少年の口は、震えていた。
雨はずっと、止まなかった。