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#歌詞
結愛
401
シュメール
622
「最近、雨の季節が終わって急に暑くなったよな?」
短髪の青年が、そう話題を始めた。小さな休憩室にて、7人が集まって談笑をしていた。
「そうね。今着ている隊服、今すぐにも脱いで涼しくなりたいわ。」
金髪の女性は、青年の話に乗る。そして、椅子から立ち上がって隊服のコートを脱いだ。大きく背伸びをする。
「そろそろ入隊式が始まるけど。」
爽やかに髪が切られた、茶髪の女性が全員に伝える。
「この式が始まる前に、軽く自己紹介してもいい?」
全員は快く賛成した。
「私はアルペンハイムの娘、ニーナ・アルペンハイム。私はお父さんに憧れてここの機関に入った。」
「アルペンハイムって、あの……?」
メガネをかけた青年は、パッと顔が明るくなる。
「”COMA”の副総統、ヨーゼフ・アルペンハイムさんの、娘さんなのですか!?」
「その通り。」
辺りが少しざわつく。新人隊員が集うこの場所で、お偉いさんの娘が入隊しているとは。
「他の皆も自己紹介してみたら?だって、これからこの7人の班で行動することが多くなるかもしれないからね。」
ニーナはそう提案した。
「じゃあ、僕から紹介させてもらいます。」
青年は、かけていたメガネを直して、
「僕は、セシルっていいます。COMAの隊員たちにずっと憧れていたんです。まだまだ未熟なところがあるかもしれないけど、これからよろしくお願いします。」
と紹介した。少し顔が赤くなっていた。
「オレは、ニクソン。まぁ、これからよろしく。」
短髪の青年は、ずっと笑顔だった。
「えっと、私………私、マグダレーナです!」
金色の瞳からは、自信があふれていた。
「僕はアイザックと言います。このCOMAで、色々な人と交流を深めてみたいと思っております。これから、よろしく。」
髪はきれいに整えられており、優しい目つきの男性だ。
「ねぇ、そこのタバコ吸ってる兄さん。あんた、何っていうの?ちなみになんだけど、ここは禁煙スペースなんだけど。」
マグダレーナは優しく叱る。しかし、煙草を咥えた男は彼女の話を聞いていないかのように振る舞った。マグダレーナは、うんざりしたように椅子に座りなおした。
「………私が誰だって、名はライナルトと言う。1年いたら、退役を考えている。」
そう言って、煙をふかした。眉間のしわは深く、長い髪はハーフアップで束ねている。見た目から、30代と推測される。
「そ、そんな暗いこと言わないでよ。」
「仕方ないことだ。若いうちに何もしなかった私が悪い。」
「感じが悪いわね。」
マグダレーナは、頬杖をついて、ため息をついた。
「あと1人なんだけど、あなた。」
肩まで伸ばした、青かつ黒い髪の青年が顔を上げる。
「あなたは、何って言うの?教えて?」
マグダレーナは、積極的に話しかけた。青髪の青年は少し戸惑いながらも、
「………ダグラス・アズヴィンド。」
とギリギリ聞こえる声で紹介した。そのまま、窓に顔を向けてあくびをした。
「ちなみに、入隊式は何時から始まるか、誰か覚えているかい?」
アイザックが皆に尋ねる。
「アルペンハイムの娘さんなら、それくらい知ってるんじゃないか?多分な。」
ニクソンがニーナにそうからかう。
「何だって!まぁ、知ってるけど……あと10分と、少し。」
ニーナは困惑しながら話した。
「おいおい!もう時間がないじゃないかよ!どうしてくれるんだ!!」
ニクソンは慌ててニーナに尋ねる。しかし、ニーナは落ち着いた表情で、
「口で色々言っていないで、さっさと会場に向かわないと。今現在いるのは20階…」
「じゃあ、1階まで降りて、さらに外に出なきゃダメじゃねーか!!」
「そうだけど、もう走りましょう。」
「ちっ、チクショーーッッ!」
7人は全速力で階段を駆け降りた。
その際、ニクソンはダグラスに、
「お前、この式が終わったら、装備が支給されるだろう?オレは大剣って決まってるぜ。ダグラスは何がいいのか?」
と尋ねた。ダグラスは少し迷いながらも
「…銃。」
と返答した。
「…こんなお前に似合う装備だなぁ!もしかして、あいつを尊敬してるのか?」
「…知らない。」
「そっか。結構王道なヤツって、オレは聞いてたんだけどなぁ。」
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