【#群像劇】の小説一覧

廃校comprex番外編【0ur H1de 4way】

これは廃校に身を寄せる少女達の独白だ。
それ以上でもそれ以下でもない。

廃校は逃げ場であり、天国であり、地獄である。

総勢19名分収録。

白詰草の咲く丘で～最後のKissを忘れない～

交通事故により、脚の機能が麻痺してしまった奈々。

彼女が失ってしまったものは、その身体的機能だけでは無く、

現在、過去、未来と紡ぐ為の、大切な様々なものだった。

大きな代償を抱え、懸命に生きる希望を探す彼女に、運命は容赦なく牙を剥く。

家族愛や友情を胸に、自分と向き合い、前を向いて歩き始める主人公を描いたヒューマンドラマ作品です。

重く辛い心情描写が有りますが、この作品を通して読者様に何かを感じ取って頂けたら幸いです。

※テレビドラマの脚本を意識しております。脳内で映像変換して頂けたらと……

十一個目

山の上にある、十人だけの小さな分校。
激しい雨の日、崖崩れが起き、学校は外界から孤立する。

生き残ったのは十人の子どもと、一人の女性教師。
通信も途絶え、助けも来ない。

やがて、給食室に残っていた米を炊き、
理恵先生は十一個のおにぎりを作る。

そのうち、ひとつにだけ、毒が入っていた。

なぜ入れたのか。
そして先生の真実とは。

十一個の命と、ひとつの罪が、静かに揺れ始める。