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しろまる先生、第6話読みました〜〜!!😭💕💕💕 ライの「好き」即答とか反則すぎません!?「百年前からずっと」って…はい、もう無理です、沼落ち確定です🫠💖 マナが袖掴んで「多分、また好きになってる」って言うシーン、こっちまで泣きそうになりました…。最後の抱きしめ合う場面、尊すぎて一度死にました(生き返った) 次回も楽しみにしてます…!✨📖
あの日から、二人の距離は少し変わった。
いや、“少し”なんてものじゃない。
明らかに、おかしかった。
「ライ、近くない?」
昼休み。
屋上のベンチに座るマナの隣で、ライは当然みたいな顔をして肩を寄せていた。
「普通」
「普通ではない」
「前世でもこれくらいだった」
「前世を基準にするな!」
顔を真っ赤にするマナを見て、ライは少し笑う。
最近のライは、前よりよく笑うようになった。
ずっと探していた人が本当に戻ってきた安心感なのかもしれない。
その笑顔を見るたびに、マナの胸はうるさくなった。
前世の記憶を思い出してから、感情が前よりずっと鮮明になった。
ライを見ると安心する。
触れられると嬉しい。
目が合うだけで、変に緊張する。
きっと百年前の“好き”が、今の自分にも繋がっている。
「……マナ」
「ん?」
ライがふいに手を伸ばす。
指先が、マナの頬に触れた。
「えっ」
「ついてる」
「な、なにが」
「パンの粉」
ライは親指で軽く払う。
たったそれだけなのに、心臓が跳ねた。
近い。
近すぎる。
しかもライは無自覚っぽい顔をしているから余計たちが悪い。
「……お前、絶対わざとだろ」
「何が」
「その距離感!」
「前世でも普通だった」
「だからそれを今に持ってくんな!」
ライは小さく吹き出した。
マナはそんな顔を見て、また胸が熱くなる。
百年前、自分はこの笑顔が好きだった。
そして今も、同じように惹かれている。
その日の帰り道。
夕焼けに染まる商店街を二人で歩く。
「そういえば」
マナがふと思い出したように言った。
「前世の俺らって、どこまでしてたの」
ライの足が止まった。
「……何が」
「いや、その……恋人だったならさ」
顔を赤くしながら言うマナに、ライはじっと視線を向ける。
「気になるの?」
「ちょっとだけ!」
「……」
ライは少し考えるように目を伏せた。
それから、静かに口を開く。
「手繋いで」
「うん」
「抱きしめて」
「うん」
「キスした」
「…………は!?」
マナの顔が一気に真っ赤になる。
ライは平然としていた。
「な、なんでそんな冷静なの!?」
「した事実は変わらないし」
「いやでも!?」
「マナからした」
「え!?」
ライは少し意地悪そうに目を細める。
「“最後かもしれないから”って」
マナはその場にしゃがみ込みたくなった。
うっすら記憶がある。
病室。
夕焼け。
泣きそうなライ。
自分からキスした感触。
「うわぁぁぁ……!」
「騒がしい」
「無理無理無理!」
耳まで真っ赤なマナを見て、ライは小さく笑った。
その笑顔が優しくて、マナは余計に恥ずかしくなる。
「……ライは」
「ん?」
「今も、俺のこと好きなの」
聞いた瞬間、自分で心臓が止まりそうになった。
けれどライは迷わなかった。
「好き」
即答。
夕焼けの中、真っ直ぐ見つめられる。
「百年前からずっと」
マナの喉が詰まる。
そんなの、反則だ。
百年。
自分だけを想い続けた人。
その視線の重さが、苦しいほど愛おしい。
「……俺、まだ全部は思い出してない」
「うん」
「でも」
マナはライの制服の袖を掴んだ。
「ライのこと好きになるの、すげー自然で」
ライの目が揺れる。
「多分、また好きになってる」
その瞬間。
ライが息を呑んだ。
普段あまり感情を表に出さないくせに、その時だけは分かりやすく嬉しそうな顔をした。
マナは胸が熱くなる。
こんな顔を、自分だけに向けてくれる。
百年前も、きっとそうだった。
「……マナ」
ライが一歩近づく。
夕焼けの光が、静かに二人を照らす。
「今度は」
低い声。
「ちゃんと幸せにする」
その言葉と同時に、マナの記憶がまた一つ蘇った。
病室の中。
泣きながら、ライが自分の手を握っている。
『次は絶対、幸せにするから』
あの時、確かに言っていた。
マナの目から涙が零れる。
「……ばか」
「ん」
「そんなの、もう十分幸せだし」
ライの瞳が揺れる。
次の瞬間。
マナは衝動のままライの制服を掴み、そのまま額を胸元に押しつけた。
「……っ」
「ちょっとだけ、このまま」
鼓動が聞こえる。
百年前、何度も聞いた音。
安心する音。
ライは静かにマナを抱きしめた。
「……うん」
優しい声。
腕の中が温かい。
失ったと思っていたものが、ちゃんとここにある。
百年越しに、ようやく。
二人はもう一度、同じ恋に落ちていた。