「……は?」
割とマジの「は?」が出てしまった
高校生に、25のババアが告られる?
そっ、そんなことあっていいのか!?
いや!!ダメだろ!!
「あの、ずっ、ずっと好きだったんです!!」
「ほかの女なんか、目に入らなくて、」
「あの…綺麗なお姉さんが…好きです!!」
彼はそんなことお構い無しに私のいいところをバンバン言い出す
「…ごめん、私酔ってるみたい。家に帰りたい」
少し、失礼な気もするけど。
私は、酔ってるんだわ!!そうよ!!
「っえ、」
記憶は、そこで途切れている
「あ、晴君にあんたの連絡先教えたから」
「なんやて工藤!!?」
翌日、二日酔いにうなされながらもなんとか会社に来たと思えば、親友から電話でこう告げられた
もうあいつ嫌い
昼休憩、もそもそとサンドイッチを食べていた時だった
今日はなかなか買えない卵サンドウィッチマンが買えたのだ、食べるのは1ヶ月ぶりかな。
可愛らしい着信音で、電話がかかってきた
着信画面を見て、私のテンションは一気に下がる
「ッスー、もしぃもしぃ?」
《あ!!お姉さん!こんにちは!》
元気な声と、教室か?ザワザワしている音が混じった、「ヤツ」の声が聞こえていた
「あぁ、どうも。」
《今、昼休みなんです!連絡先はお友達から貰いました!!》
昼休みか、ザワザワしているのが納得出来る
…おかしいなぁ、断末魔が聞こえる
《で、お姉さん!今日良かったらデートしません?》
「ぶふっ、」
せっかく飲んでいたいちごオレを吹き出してしまった。辞めてくれ、嘘は良くないぞ
え?電話中に飲み物飲むのはどうかって?
別にええやんけ!!!(
来てしまった、来てしまった、来てしまった!!!
昼に電話されて、そのまま話が進んでいった。
適当に相槌をうっていたから、行くことになってしまった。
「おねーさぁあああん!!」
元気な声が公園に響く。なんで公園かって?この公園が好きなんだって
「こんに、ちは!おねーさん!」
「うん、こんにちは」
「ブランコ行きません?行きましょう!」
「お、おう」
ああ、大変なことになる
コメント
9件
なんやて工藤で不覚にも吹いてしまった(
25でババアは...()
可愛すぎる…ᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ わたしの口角返してよ!!!!(((急