━━━━━━━━━━━━━━━start
今日は先輩いるかな。
一緒に帰れなかった日の翌日。
靴箱へ向かう。
「あ、蛍ー!」
「先輩!」
「と…はじめまして、、」
誰だ、この女…。
見たことない人だ。
「初めましてー!
金宮先輩のかのじょでーす♡」
「か、かの…じょ、、?!!!」
変な声が出てしまった。
先輩に彼女?
こ、こんなに可愛らしい人がタイプ、、?
意外だな、
「せ、先輩、彼女って、、!」
久しぶりにこんなに驚いたな。
先輩何も言わないし、、
いつのまに、、。
「そ、彼女。かわいーでしょー♡」
「報告遅れてごめんねー?
てことでバイバイ!」
「ちょ、せ、先輩、、、!」
置いていかれた、、
そっか、もう一緒に帰れないんだ、
「あのー、そこどいてもらっていいすか、?」
はっ、いけない。
「すみません、!」
放心状態になってた、!
早く帰ろ、、。
「あの、大丈夫ですか?
なんていうか、、泣きそうっつーか、」
泣きそう、、?俺が、?
「だ、だだいじょー、ぶ、じゃない、かも、」
俺は何言ってるんだ、、!
「大丈夫です、すみません、!」
もう、意味わかんない、
「ふっ、可愛いっすね。」
「はっ、!?!」
か、かわいい、、?
「よかったら一緒に帰りませんか?」
き、気まずいじゃん、、
「い、いや、それはー、、」
「ありがとうございます、行きましょう。」
「は!?!?」
何こいつ、手握ってきやがって、!
ちょっと、先輩に、似てる、、
変人なところが、。
「なんで泣いてたんですか?
失恋ですか?」
「は、!な、泣いてねー、し、」
「強がりですね。可愛い。」
「だ、だから可愛いってなんですか、!」
「あなたが可愛いんですよー、
俺、2年の枸です。」
あ、同学年なんだ、。
「俺も2年です、蛍です、。」
「蛍くん、可愛いね。」
「だからその可愛い辞めてください。」
なんか、気持ちが落ち着いてきた、
さっきのは何だったんだろう、。
先輩の彼女への衝撃ってとこかな、。
「あの、!俺、道こっちです。」
もうお別れだなー。
「あー、そうなの。
じゃあ、着いていきますね。」
「は、?」
着いてくるって、?
家まで?
馬鹿なんじゃないの。
ほんとに俺の周りには
変なやつしかいな、、ぃ、
━━━━━━━━━━━━━━━end
コメント
1件
早く続きみてぇ。かみさま