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こはる

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Irxs 曲パロ 毒占欲 青×桃←赤
先に言っときます。
綺麗な終わりとは言えません。
・・・
_りうら視点_
「ねぇ…そんな事もわからないの?」
「俺はちゃんと教えたよ?キミの為に」
「しっかりと学んでよ?キミを愛してるのだから」
いつもの変わらない日常。
手を添えるだけで壊れて散ってしまいそうなキミを俺は受け止め愛で躾てあげるよ。
キミは俺の躾を食らっていればいいんだよ。
だって俺が全て正しくて、
君を唯一正せる者なんだから_
そんなことを考えているとカーテンの隙間から朝日が俺を照らす。
隣を見ても誰も居ない
当たり前の事、だって君は今は俺のものじゃない。
素早く俺は身支度を整え今日も仕事へ行く
遅刻なんて許せない。
俺は君の居る仕事が大好きだから。
「りうら~おはよう!」
君の声が耳に響く
純粋で元気いっぱいで可愛らしい君の声。
「おはよう。ないくん」
今日も俺は君をただの友人として接する。
だって君には…
「りうらも今日早いなぁ?」
「まぁね、休むわけないじゃん。」
相手がいるのだから。
彼は俺の友人でありないくんの恋人のいふ。
俺の友人であり、ないくんが「まろ」と呼んでいるから俺もそう呼んでいる。
「今日も頑張ろうね!」
「うん、頑張ろうないくん」
一緒のエレベーターに乗り、一般的な世間話や雑談をしてオフィスに着いた。
席も隣、担当も同じ。
全て俺が望んだから。
君が居るだけで俺は捗るんだよ。
君はきっと俺の物になるけど
君じゃ無くなるよね。
俺は
君が欲しいんだ。
・・・
「まろ~、昼ごはん食べに行こ~!」
「お、ええで。何食べる?」
仕事中は俺に頼るのに休憩になった瞬間に君は俺を置いていく
君は俺のものなのに。
どうしてまろにしか目線が行かないの。
俺を誘ってよ。
ここ数日でより一層2人の仲が良くなったように見える。
一線を超えたのかもしれない。
そこは俺が手にするものだったはずなのに。
キミはそうだったのに。
いっその事俺が君のことを…
いや。駄目だな
「りうらも着いて行ってもいい~?」
「いいよ!おいで~」
「ないこが言うなら、」
_いふ視点_
最近りうらがよく距離を詰めて来るようになった。
ただの友人のはずなのに時々ライバルのように見えることも増えてきた
昔から俺ら3人は仲が良くて、特にりうらは末っ子のような可愛らしさを纏っていた。
しかし今のりうらは可愛らしさは消え、恐怖も手にしてしまいそうな深い闇を纏っているような気がして、つい身を引いてしまう。
ないこは何も違和感を感じていないから
俺は大丈夫だと思っている。
「りうらも着いて行ってもいい~?」
そんな言葉も増えた。
2人になる時間は仕事では無い。
「ないくん最近香水変えたりした~?」
「えっ!?なんでわかったの!?」
「そりゃ何年一緒にいると思ってんの」
「確かに、もう5年とか…?」
「そうそう、ないこが高二の時俺に話しかけてきたのが始まりやったな」
「そ~!りうらとまろが仲良かったからね~」
そんな昔話をしているが席順は違和感しかない。
ないこが端でりうらが真ん中、ないこと恋人のはずなのに俺が1番離れている
きっと偶然だ。
ないこも普通に接しているし、大丈夫だ。
ただりうらと話したいだけだろう。
・・・
今日はりうらと帰り道が同じだった。
「最近ないくんとどんななの~?」
「そうやな…可愛ええよ。」
「具体的に教えてよ」
ずっとないことの事を聞いてきて、恋愛に興味あるのかと思っていた
「…そういや、最近ないこと仲良いよな」
「えぇ~?前から仲良いよ?」
「そうよな、すまん笑」
そう笑ってりうらに軽く謝罪をした。
その時見えたりうらの目は笑っていなかった。
・・・
_りうら視点_
まろが俺を見る目が変わった。
いつでも俺を横目で見ている。
怪訝そうな顔をして。
まぁ。今は置いておいてもいい。
だって君を引き止めているのはまろだから。
夜、目を閉じるとキミが居た
キミを得ようとする俺に抵抗し、笑った。
だから俺はキミの髪を掴んで下へ倒した。
暴力でも俺のは愛だ。
好きだから躾けるんだ。
まろが居ようが関係ない。
俺が略奪してキミを手に入れたらいいのだから。
だから反抗なんてするな。
もっと躾けたくなってしまうだろ?
俺の物になったキミをこの目に焼きつけるのさ。
・・・
そんな妄想は叶うはずもなく。
まろの目が変わってから3ヶ月程が過ぎた。
こんなにあの子を片想いするはずじゃなかった
あの子は俺のものなのに。
あの子は…
「りうら?」
今日も変わらず何も知らない純粋な声。
嫌気がさす。俺自身にも、現実にも。
君の肌はどんどん艶やかになっていって。
どんどんまろと深く交わっていく
交わるべきなのは俺なのに。
そんなことを見つめるだけで考えてしまう。
叶うわけがないのにな。
俺は妄想に囚われて、馬鹿だな。
もういっそ正面から伝えてみたら見てくれるかな。
「…ないくん」
「ん?どした?」
口に出せばきっと抱ける、恋人へ進める。
キミじゃない君を。
「…俺、ね」
「うん、なぁに?」
「…っ、」
素直に?俺が言えば君は?
なぜ?同情を貰おうとしている?
有り得ない。
やっぱり伝えるじゃ、駄目だ。
気付けば俺はないくんの手を無理やり引っ張って。
「ちょっ…りうら!?」
「…ないこ!?」
「まろっ…!!」
まろの声が後ろから聞こえたけれど関係ない。
俺のなんだ。
俺のないくん。
他の誰にもあげない俺だけのないくん。
家へ連れ込み鍵を閉めベッドへ放り投げた。
ないくんはすっかり怯えきってて
「り、りうら、どうして…」
嗚呼、本当に何も知らないんだな。
可哀想なないくん。
_ないこ視点_
りうらが、おかしい。
俺を見る目はいつもの光を放つ優しい目じゃない。
まるで小動物を虐めるような、悪い笑顔。
まろでも見た事がない。
5年経っても知らなかった。
りうらにこんな顔があったなんて。
「や”めて、俺はっ…まろが!!」
ベッドに放り投げられた後、りうらは俺に近付いて
「ないくん…俺だけのだよ。」
俺を嗅いでは嬉しそうに舌舐りする。
怖い。
1番に浮かぶのはただそれだけ。
りうらがりうらじゃなくて。
「ぃ”や、お願い、ねぇっ、!」
何も聞いてくれなくて。
「な~いくん!聞いてよ、またあの教師がさ~?」
そんな愚痴をぶつけ合って笑いあったりうらは居ない
目の前に居るのは俺の身体を這うりうらだけ。
友達だったのに。
目隠しされて、手が這って
身体中が支配されて。
目が覚めたら…
不気味な笑顔をしたりうらが馬乗りになって俺の体に傷という印を付ける。
何回も、何回も。
「ないくんが悪いんだよ、俺はずっと…」
「愛していたのだから。」
深く唇を重ね絡めてきて、添い寝をしてはうっとりして、何度もその先までいって。
「りぅ、ら…やめて、?」
掠れて消えそうな俺の声はりうらには抵抗、反抗としか捉えられなくて
「また、躾けないと…♡」
初投稿でした。
りんとと言います
DECO*27さんの毒占欲のパロやらせてもらいました!
とても意味がわからなかったと思いますすみません
コメント
1件
「毒占欲」のパロディ、じっくり読ませていただきました…! りうらの歪んだ独占欲と、ないくんの無邪気な純粋さの対比がぞわぞわするほど美しくて怖かったです。特に「暴力でも俺のは愛だ」の一文に、胸が締め付けられました。複数視点で少しずつ狂気が明らかになる構成、巧みだなあと。初投稿とは思えない完成度です。続きが気になります…! りんとさんの世界観、もっと見たいです。