rd × pn

rd）先生、今日も俺のこと…ちゃんと見てくれた？ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

夜10時、教員用の裏階段。

誰も通らないその場所で、rdに追い詰められていた。

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その目は暗い熱を孕んで、どこまでも病んでいた。

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pn）… 見てたよ

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そう答えると、rdは にっこりと笑う

だけどその笑顔は、笑ってるのにぞっとするほど冷たい。

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rd）ウソだね    俺、見てたよ。

先生、昼休みに隣のクラスの女子生徒と話してた

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pn）あれは本当に雑談的なやつで──

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rd）授業に関係無いなら 話さないでよ

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声のトーンが急に変わる

低くて 静かで 殺意すら帯びてる。

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rd）俺 以外の声に 反応しないで。

俺以外の 生徒に 視線をやらないで。

俺の いない所で 笑わないで

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pn）rd､….

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rd）先生ってさ、俺といるとき

俺の下で乱れてるくせに  俺も離れると

“ 普通の教師 ”の顔 するよね

その時、ポケットから何かを取り出した。

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録音機︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

再生ボタンを押すと、教室での喘ぎ声とキスの音が流れ出す。

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rd）これ、ばら撒かれたら困るよね？︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

でも大丈夫、俺だけは絶対に味方だよ …

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そう言いながら、手は録音機の削除ボタンを押さない。

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rd）でもね、先生が他の人に一瞬でも

気を取られたら、 俺 どうなるか

わかんないんだよね 。

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pn）、やめろ… !

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rd）大丈夫だよ、先生がずっと俺のもので居てくれたら 俺 こんなもん使わなくても 済むんだ

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そのまま  pnの唇にキスを落とす。

甘くて 狂ってて、絶対に逃げられない感情の塊だった。

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rd）ねぇ先生。

俺の いない世界なんて、もう要らないよね ?

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pnは目を閉じた。

もう抗う気力もなかった。

どれだけ間違っていても、この腕に囚われることが、

唯一の救いになってしまった。