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#イラスト
___KN SIDE
俺は趣味程度にPCでゲームを毎日やっていた。
ゲームの中では、所謂イツメングループのようなものがあり、皆とチャットしながら今日も薄暗い部屋でPCと向き合う。
今日のミッションもいつも通りイツメンで集まり、全てクリアし終わった。
皆寝ようとしているところ、俺は1人のプレイヤーに話を持ちかけた。
(きんとき▶︎ねえ、このあと時間ある?)
(??▶︎ああ、まあ。)
(きんとき:少しだけ俺の相談乗ってよ)
(??▶︎はぁ、まあちょっとだけなら)
俺は数日前までとても仲が良かった人に急に縁を切られてしまった。それがどれだけ悲しくて心を抉られたことかは伝わるはずないだろう。
俺が話を持ちかけたプレイヤーの名前はスマイル。そういやこいつはいつも冷静で冷徹。人の話には興味のきの字も持たないくらい流されて、相槌されてるいるだけ。
でも否定される心配がないから、俺は普段からよく相談をしていた。
(スマイル▶︎俺、明日学校なんで寝ますね。)
(きんとき▶︎今日はありがとう!またね)
▶︎▶︎スマイルは退出しました
「俺も明日バイトか。頑張ろっと。」
数日後、なんと俺がプレイしているRPGのリアルフェスが開催されることが決まった。
何やら参加賞などで、ゲームで有利になれるものが貰えると聞いた。
俺は他のチームメンバーに比べれば始めたのも遅く、弱い方だったので追いつくためには行くしか選択肢はない。
そう思って、いざその当日が来た。
特に誰かと待ち合わせすることはなく、ひとりで身嗜みを整えてフェスに挑む。
DREAM FESTIVAL!
煩い程オーラを放つ看板がいくつも目に入る。大きなホールのような場所で開催されてるため、中に入ると、 沢山の人で賑わっていた。
俺はパンフレットを持っていなかったため、どこに行っていいか分からず、ぶらぶらしている。
ドン!
子供にぶつかられては倒れてしまい、近くの人に当たってしまったようだ。
「すみません、ごめんなさい、」
なんて当たった人に謝る。座り込んだままでは邪魔になると思い、立ち上がろうとするも足を捻ってしまった。さらに追い打ちをかけられ立てる状態ではなかった。
「大丈夫っすか。」
声を掛けられては顔を見上げる。
___SM SIDE
毎日ログインしているRPGのフェスが開催されるよう。そこでしか貰えないものがあるという言葉に引かれ、招待と共に参加した。
うろうろしていると目の前に人が座り込んでいた。
体調が悪い?それとも躓いた?何をしているんだ?
周りの人は皆ゲームのことに夢中になり誰も助けてあげようとしていなかった。
流石に…。俺は声をかけた。
「大丈夫っすか。」
「あ、!えっと、。大丈夫です。ちょっと当たっちゃって笑」
あはは、と苦笑いする相手。大丈夫なら早く立てよと思ってしまう。
「い゙て、!」
どうやら彼は立とうとしてみたらしいが、足を捻っていて立てる様子でも無かったようだ。
彼を介抱しながら、近くにあったカフェへ入店する。
to be continued ….
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