テラーノベル
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正真正銘の目黒のパーカー。香りが薄くなってしまう。そしたら、新しいパーカーを持ってきてくれる。
渡辺はぐっすり眠れるようになった。でも、困ったことが1つ。香りを嗅いでいると会いたくなってくる。抱きしめて欲しくなってしまう。
会えば、求められて嬉しく思う自分がいる。渡辺は、そんな毎日のように会うわけじゃないからと、思っていたが、最近、身体が怠い。
特に下半身が重だるい。
今日は、仕事が終わったら、会いにくる。言ってみようか?
カチリ。
目黒ー翔太くん、すぐ作るから待っててね。
渡辺ーあっ、う、うん。
目黒ーん?
渡辺ー何でもない。
目黒ーそう?
言うタイミングが分からない。渡辺は、パーカーを抱きしめてソファに座っている。目黒は、その姿を見て何かあった気がするが、渡辺が言わないと分からない。
コーヒーを淹れてソファに持っていく。
いつもと違って、沈黙が訪れる。目黒が渡辺に触れると、ビクッとする。
目黒ー何?
渡辺ー…。
目黒ー言いにくいこと?
渡辺ーあ、あの…。
目黒ーん?
渡辺ーと、当分、あの、キスだけがいい。
目黒ー怪我してないはずだけど?
渡辺ーん、怪我はしてない。
目黒ー何かした?俺。
渡辺ー違う。
目黒ー何でも言って?
渡辺ー重だるいんだ。腰から下が。
目黒ー…。
渡辺ーな、何?
目黒ーマッサージしてあげる。
渡辺ーんっ。
目黒ーキスはしていいの?
渡辺ーん、キスは好き。
うつ伏せの渡辺の下半身を撫でる。腰をゆっくり押さえて渡辺を見る。
目を閉じて、微かに微笑んでいる。気持ちいいのだろう。
負担をかけているのは分かっている。女性ではないのだから、身体の造りが違う。
それでも受け入れてくれる。
嫌だっただろう、怖かっただろう。全てを乗り越えて目黒を受け入れてくれる人。
身体を繋がないと愛を確かめられないわけじゃない。
しばらくは渡辺を抱きしめよう、キスをしよう、それだけで充分だ。
目黒ー翔太くん?
渡辺ー…。
目黒ー寝ちゃった。
渡辺ー…。
渡辺をそっと抱き上げ、ベッドに運ぶ。渡辺の横に一緒に、寝る。頭を撫でると擦り寄ってくる。可愛い仕草に愛が募る。大事で大好きだから、無理強いはしたくない。渡辺が目黒を欲しいと思うまで、待てる。
翌朝。
目黒に抱きしめられてる渡辺。そっと目黒にキスをする。
薄っすら生えてる髭にクスッと笑う。自分には、もうないから、不思議な感覚。
頬にも、耳元にも、キスをする。楽しくなってきた。
目黒ー翔太くん、襲うよ?
渡辺ーふふふ、キスは好きって言っただろ。
目黒ーキスするよ?
渡辺ーだめ、髭剃ってきて。チクチクする。
目黒ー起きる?
渡辺ーまだ少し早い。
目黒ーじゃあ、抱きしめさせて?
渡辺ーんっ、キスしてやる。
目黒ー身体はどう?
渡辺ー1日じゃ、変わんないよ、
目黒ー2、3日は来れないから、サウナ行っておいでよ。
渡辺ーん、行っとく。
それから、3週間くらい、手を繋いで眠ったり。マッサージは、継続してくれるし、身体が熱くならないキスをしたり。渡辺の身体が解れてきた。だからといって、はいどうぞとは言えない渡辺。
身体を触りながら目黒には、随分我慢させてきた。
目黒ーだいぶ、楽になってきた?
渡辺ーう、うん。あの!
目黒ーん?
渡辺ーな、何でもない。
目黒ーふふふ。
渡辺ーも、もういい。
目黒ー楽になった?
渡辺ーんっ、ありがと。
目黒ー身体、休めないとね。
渡辺ーもう充分だから。
目黒ー下半身、軽くなったの?
渡辺ーん。
目黒ーマッサージやめても、楽か、確認しないとね。
渡辺ーいいの?
目黒ー身体が目的で、一緒にいるわけじゃない。
渡辺ー…。
目黒ーまた、辛かったら、マッサージするし。
渡辺ー大丈夫。
それから2週間。
目黒がさりげなく腰を触ったりすると、渡辺が赤い顔をする。反応してしまうのだ。
目黒は、もう渡辺が元気なのは知っている。渡辺から、誘って欲しいのだ。
キスも、情熱的になってきた。
渡辺が、しがみつき身体をすり寄せてくる。
反応している。だが、目黒は何もしない。
ある夜、ソファに寝そべる目黒の上に渡辺が重なっている。熱いキスをする。目黒は、受け入れるだけ。
ポロポロ泣き出した。
目黒ーどうした?
渡辺ー分かってるくせに!
目黒ー翔太くん、どうしたい?
渡辺ー…抱きしめて、それから…えっと…す、好きに…して。
目黒ー1ヶ月待ったら、そんな可愛いこと言ってくれるの?
渡辺ーキスだけで、おかしくなりそう。
目黒ー翔太くん…。
渡辺ーちょうだい、目黒を。
真っ赤な顔で、目黒にキスしながら、そう言う。
渡辺ーどこ…触られても…痺れる。
目黒ー可愛いね。
渡辺ー可愛い?女の子じゃない。
目黒ー女の子より、翔太くんが可愛いよ。
渡辺ーあっ…何で?
目黒ーん?
渡辺ーだめ…もたない…。
目黒ー感じちゃう?
渡辺ーんっんっ…はぁ…いい…だめ…よすぎ…でちゃう…。
目黒ーだめだよ…今から追い上げるから。
渡辺ーんっんっ…だめ…助けて…目黒…んっんっ…。
目黒ーズルいなぁ。我慢した俺にご褒美は?
渡辺ー分かって…るけど…恥ずかしい…。
目黒ー我を忘れて?
渡辺ーはぁはぁ…やだ…あっ…はぁ…好き…目黒が…好き…。
目黒ー翔太くん…大好き。
渡辺ーはぁはぁ…それ…いい…もう…もう…あっ…くる…あれ…くる…。
目黒ーあれ?
渡辺ーだめ…訳わかんなくなる…くる…はぁ…。
目黒ー翔太…。
渡辺ーはっ…はっ…んっ…くる…はっ…あぁ…!
身体が痺れ、奥で弾けた渡辺。
意識を失って目黒の首に回してた手がパタリと落ちる。
目黒が硬く抱きしめる。最高の気分だ。渡辺が薄っすら目を開ける。
渡辺ー見ないで…恥ずかしい。
目黒ー可愛いかった。
渡辺ー動けない。
目黒ー腰抜けた?
渡辺ーやだ、言わないで。
目黒ー凄く幸せなんだけど。
渡辺ーん、俺も幸せ。
目黒ーお風呂に連れて行くよ?
渡辺ーやだ、もっと引っ付いとく。
目黒ー可愛いさ、増し増し。
渡辺ーふふふ。
目黒にしがみつき笑う渡辺。
おでこをくっつけ2人は、笑い合う。小さな声で渡辺が、「好き」と言う。何度もキスをして、互いに「好き」と言う。
コメント
8件

翔太くんがめめのことが好きって溢れてる🤭🤭🤭
可愛いさ、爆誕🥰🥰🥰🥰🥰