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皆さんは登場人物の誰に幸せになってほしいですか?
本作品はsxxn様の二次創作になりますご本人様とは一切関係ありませんsxxn様の瑞様、桃様、緑様が女体化しております紫様、桃様クズ表現がございます浮気、不倫要素を含みます苦手な方、地雷の方はお控えくださいcp、プロフィール等はを1話ご参照ください
※当話には喫煙表現が含まれております
【アリバイ工作】
inバス
紫side:
それから修学旅行は何事もなく過ぎていった
俺は緑とその後話せていない
2日目、3日目の夜はそれぞれ男性教師と女性教師の部屋で寝た
桃とも話せてなかった
紫「全員寝てる…」
座席を立ち後ろを振り返ると桃を含めた俺のクラスの生徒全員が疲れきって寝ていた
だが、
緑「紫、起きてたんだね」
俺の真後ろの座席で緑が微笑んだ
その表情が何とも不気味で全身に鳥肌が立った
紫「あ、あぁ…そっちこそ、」
昨日の事は確実に触れられる
ボロが出ない様に警戒しておかないとな
緑「あの…紫?初日のことなんだけど…」
ほら来た
さぁ、なんて誤魔化そうか…
緑「赫くん達の指導行ってたんだね、お疲れ様」
…は?
赫?指導?何の話だ?
紫「ぉ、う…」
緑「ありがと…ゆっくり寝てね、!」
バス内に沈黙が流れる
俺は胸に残る違和感をそのままに眠りに着いた
inサービスエリア
黄side:
緑『本当でした』
誰もいないサービスエリアの喫煙所
深夜ともなれば殆ど居ないか
黄「…本当、ね」
ふっと俺の口から煙が上がる
喫煙者だって他の先生も生徒も知らないのにさっきバスの運転手さんに煙草見られちゃった
まぁいいか
黄「…はぁ、」
緑先生からのメッセージ
赫くんからあーやって言われたのは本当だけど絶対嘘ついてる
緑先生はその話ちょっとは信じてるらしい
でも同じ部屋の子達に聞いたらみんな知らないって言ってたし
黄「可哀想な緑せんせ…」
煙草の先を灰皿に擦り付けて火を消す
そろそろバス戻らないと
俺の手の中でスマホが一瞬光った