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あれからどれくらい時間が経っただろう。

スマホを持ってこなかったから時間もわからない


「これじゃ、家出と同じじゃん…」

呟いて1人で苦笑した。



あぁ、雨が強くなってきた。


「薙に謝らないとなぁ…。」


そう呟いた時、声を掛けられた。



灰谷くんだ


「あれ、お前同じクラスだよな?」

「…はい、」

人見知りが発動してしまった。


「確か……鮫ちゃん」

「…さ、鮫ちゃん?」

「あーごめんごめん。鮫谷?って珍しーなーって思って、あだ名考えたら

鮫ちゃんになった」

「鮫ちゃん…笑、初めて言われた」

「…でー何してんの?こんな雨の中」

「…ちょっと妹と喧嘩しちゃっただけで」

「へー喧嘩とかすんだ」

「たまにね、」


灰谷くんとは今日初めて喋った。

なんだか黒川くん感を感じた。











「平和な喧嘩だなーw」

「平和…?」

「俺らがケンカしたら殴り合いだから」

な…殴り合い、。

すごいワードが出て来た…。


でもそうか、灰谷くんは確か不良だ。

薙も万次郎くんが総長の東京卍會に入っている。手を出したら即私の負けだ。





「まだいんの?」

「んー…、もうちょっとかな、そろそろ帰って薙に謝らないといけないから」

「えらいね〜」

そうかな、言おうと思ったけど言わなかった。








「ごめんね。雨の中止めちゃって」

「勝手に止まっただけだから気にすんな〜」

「ありがとう。ばいばい」

「じゃあなー」





灰谷side


大将がたまに言ってる女はアイツか。


「たいしょーもいい目してんねー…」




灰谷 side end










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