休日最高…✨️✨️
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zm side
朝起きたら隣で寝ていたはずのエミさんがいなかった。
勢いよくベッドからおり、家中を探し回るがどこにもいない。
俺はついにエミさんにも捨てられたんか?やっぱ俺が危ないから、??
一緒におってくれるって、愛情あげるって言ってくれたやん。
なんでおらんの、?
全部嘘やったん?俺の事騙して……
思わずパニックになる。
その時、片手に持っていたスマホがブッとなった。
見ると、1件のメールがきていた。
開くと衝撃的な物が目に入る。
zm「なんで…なんでそんなとこおるんや、エミさん……」
その写真に添えられた文章を読んで俺は、心に決めた。
いいんや、別に俺が監禁されようと。
それでエミさんがこれ以上傷つかんのやったら…
……写真には殴られて気絶してるであろうエミさんがいた。
「こいつを助けたいのなら、家に帰って来い」
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em side
騙された。
話をしようと言っておきながら、家に招き入れた瞬間、殴られた。
写真を撮って、スマホを操作しているから、きっとゾムさんにでも送っているのだろう…
やってしまった…と呟く。
ゾムさんを助けたいのに、逆にゾムさんを来させてしまう。
……ゾムさんの事だ。きっと私を助けるために家に帰るとでも言うだろう。
どうにかして止めなければならない。
これ以上、ゾムさんが傷つく前に。
しかし、どうすればいいだろう、?
こんな絶望的な状況下、どうすることも出来ないのでは……?
いや、でも「あの人」がいる。
連絡しておいて良かったなぁ…と過去の自分に感心する。
ゾムさんのご両親が何か喋ってる。
耳を澄ますと、「監禁」という言葉が聞こえてきた。
まさか…ゾムさんを監禁するつもりなん?
いや、それよりも親と言えど監禁は犯罪ですよ……()
本当にどうにかして止めなければならない。
でも、どうしよう…
その時、玄関が開く音が聞こえた。
数秒後、私達がいる部屋に彼が顔を出す。
zm「……もう家からでーへんから、エミさんを解放してくれ……」
「何でもするから…頼む」
「……お願いします」
そう言って土下座をするゾムさん。
……私のせいだ、私が容易にここまで来てしまったから……
私が変な行動をしなければ、ゾムさんがこんなことする必要はなかったのに…
母「おい、お前、立て」
無理やり立たされる。
殴られた場所が痛い……
zm「…エミさん、ごめんな……」
目頭に涙を溜めながらゾムさんは言った。
zm「巻き込んでごめん…」
「でも、もう平気やから…」
「俺のことは忘れて元気に過ごしてぇや…」
目をうるわせながら、震え声で言うゾムさん。
泣きたいのはゾムさんなはずなのに、私が先に泣いてしまう。
em「…ごめん、なさっ…助けれなくて……っ」ポロポロ
父「もういいだろ、とっとと帰れ」
そう言って、ゾムさんと離される。
ゾムさんは寂しい目でこちらを見ていた。
……やっぱり一緒にいたいよ、ゾムさん。
??「なら、欲望のままに生きたら良いんだゾ!!!」
後ろから大きな声が響き、思わず振り返る。
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中途半端〜★
許してくだせぇ……
コメント
5件
語尾に「ゾ」と言うことは…救世主登場!!
zm~emさん~(泣) 親マジぶちのめしたい。
初コメ失礼します 遂に30話ですね!いつも見てます!これからも頑張ってください!