恋愛小説

西川亜美

俺が片思いしてる相手だ

俺と彼女は幼馴染で 初めて会った時に一目惚れした。

彼女を知れば知るほど好きになる。

中学校の入学式

俺は彼女に告白した。

｢ずっと好きでした。付き合ってください！｣

｢ドキドキしないなー｣

｢え？｣

｢ねえこの3年間ゲームしない？｣

｢ゲーム？｣

(告白の返事は、？)

｢この3年で私をドキドキさせて｣

｢そうしたら考えてあげる♡｣

｢えぇ、｣

｢ルールを一つだけ言うね♡｣

そのルールというのは

【他の人を好きにならない】

入学式から2年

僕はどうやったらドキドキさせれるかわかんなくてひたすら彼女に告白し続けてる。

友達にも相談してるけどアドバイスしてもらったことは全部試してるけど全然ドキドキしてくれない。

中学三年生になった。

俺は今気になっている子がいる。

(ルール破っちゃいそう。亜美かなしむかな)

私の名前は西川亜美

私には好きな子がいる。それは私の幼馴染の鈴木啓太。

けいくんは私の事が好きだ。

何回もけいくんから告白されている。

でもOKしたことが無い。

なぜならけいくんが私の事を好きじゃなくなるのが怖いから。

だから私はけいくんとゲームすることにした。

(最近けいくん〇〇ちゃんと仲良いな)

(やっぱり告白してきてから3年も経ったから私以外の子好きになっちゃったのかな)

最近美香が冷たい

目が合ってもすぐ逸らすし告白の返事も冷たくなって来た。他に好きな人ができたのか？

今日は卒業式だ。

(これで最後､これで最後の告白だからな)

俺はあの時告白してよかったと思ってる。

だって今では俺がずっと片思いしてた美香が奥さんになってるんだからな。