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勝は、勘が良かった。いじめられるタイミングも、きっと分かったんだろう。
そして、自分が死ぬタイミングも・・・・。
勝が死んで、妻はおかしくなった。
まるで見えない勝に話しかけるかのようになった。
そんな妻を、龍鬼はなんとも思っていなかった。
気にせず普段の生活を送っていた。
でも、本当はどう思っていたんだろう。
心の中では怖がっていたんじゃないだろうか。
いつか、話し合えると良いなぁ・・・
??「そろそろ、鹿児島を抜ける・・・!?」
向こうに見えるのは、警察官!?
まさか、脱獄したから警備を設けたのか!?
??「クソッ・・この服装、絶対バレる・・!」
なら・・・
警官A「ふあぁ・・・早く捕まんねえかな。」
警官B「整形とかしてるだろ。むずいんじゃね?」
警官C「いやいや、服はそのままだろw」
??「あのぉ・・・」
警官A「え?お前・・・あ!」
??「オラっ!」
その瞬間、瞬きの間に警官3人を気絶させた。
??「ふぅ・・覚えといて良かった。」
「金と服、頂きます〜。」
そして、??は警官の服を着て、鹿児島を出た。
蓮見「よし、今から俺は蓮見拓真はすみたくまだ。」
「目指すは・・・銭湯と服屋さんだな。」
蓮見、現在位置「熊本県人吉市」
飯盛「良い湯だぁ・・」
明日、大学かぁ・・・。
あの子達、何しでかすか分かんないからな。
どうしようかな・・・
飯盛「まあ、その時はその時!風呂上がって寝よう!」
きっと、あの子達も分かってくれる・・・・
柴田「これは・・・!」
目の前に、部下が3人倒れている。
1人は裸。2人はポケットが漁られている。
まさか・・・・
岡田「飯盛・・・!」
柴田「少し問題だな・・。顔も変えてるとなると・・・!」
岡田「なりすまし・・・!一刻も早く、龍鬼と接触せねば・・・!」