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鏡夜の話しを聞いた環は確かにと言ったあと書類が山になっているのを見てため息をつく
環
「はぁ、、この書類の山は何故どんどん増えて行くんだ、、俺達何かしたか?」
鏡夜
「不可と判子を押しつつけたからじゃあかいか、または恨みか嫉妬、妬みそのた諸々だ」
そう鏡夜は言うと環は確かにと思った
自分達は七不思議で力が強く、武器も権力も全て持っている
桜蘭を守り、管理、境界の維持、怪異達の監視等をする
しかし、七不思議
実力、権力、能力、そのた諸々を全て持っている分、敵を作りやすい
環
「俺達、そうそうに力と権力使ってないしそんな敵作るとかないと思うがな、七不思議を嫌がる存在とか居るもんだな」
鏡夜
「七不思議だけじゃあなくて、幻の怪異二匹も居る事も忘れてかいか?それも敵を作る一つだぞ?」
環
「あはは、、それもあったな、、」
二つ目の原因は猫と犬の存在
七不思議だけなら敵等はあまり作らない
だが、幻の怪異が七不思議の仲間となれば別だ自分達の勢力となり勝てる見込みはゼロに等しい
猫は時空間を越える猫
犬は空間を作る犬
この二匹(二人)が本気と言うなの協力、戦えばその空間、時空間が綺麗サッパリ消えるだろう
環
(まぁ、あの二人が本気で戦うなんてあり得ないと想うけど、、)
環
(だって、猫はもう一児の父親で未来の夫だからなぁー、、犬の場合は、、そのサポートだしな)
と環は心の中で思いながら書類の整理を始める
環も七不思議の首魁だ、仕事ぐらいはちゃんとしなくては行けない
だか、首魁だけあって書類は増える一方なのに対して、副首魁の鏡夜は書類が少なくただ確認、補足して、環へと渡すだけ
鏡夜
「環、書類だ」
環
「あ、あぁ、ありがとうな」
そう環は言い書類を受け取り、鏡夜は書類を見て書き、渡す
それの繰り返し
そして、環はあの計画を遂行した
環
「あ、しまった、、判子のインク切らしてしまった、、」
鏡夜
「インクなら白杖代が持っているだろうが」
環
「そうなんだが、さっき貰ったインクが最後だったようでな、、な、白杖代」
環はそう白杖代に言うとそれに答えるようにユラリも白杖代は揺れた
環
「鏡夜、悪いんだかインク持ってきてくれないか?、俺、この書類に書かないと行けない事があってな」
鏡夜
「はぁ、取ってくる」
と鏡夜は言ってインクを取りに部屋から出ていく
そして、数分後
鏡夜が部屋へ戻るとそこには環は居なかった
鏡夜
「トイレにでも行ったのか?」
そう鏡夜は思いインクを判子に入れようと椅子に座ったその時
突然、白いチェーンで体を巻き向けられて手に判子を強制的に握らされ、書類一つ一つに判子とその書類に書くと言う事が行われた
そして、鏡夜は気づいた
やられたと
と言う鏡夜の声は仕事を押し付けた環には聞こえていない
環
「うーーーん!!!、書類ばかり見てて疲れたなー!」
と環は言うと懐からキセル出し吸う
環
「フゥ、、仕事の後のキセルは良いな!」
???
「ほぉ?、仕事の後の何が良いんだ?」
???
「た、ま、き?」
環
「え?」
と自分の名前を呼ばれ振り返るとそこには怖い顔をしており手に刀を持っている鏡夜がいた
環
「き、きょ、、鏡夜、、」
鏡夜
「仕事を押し付けて、キセルとはいい気なもんだな?、、環?」
環
「な、何で、、あの細工を、、」
鏡夜
「あぁ、あのふざけた細工なら壊したよ、、」
鏡夜はそう言うと刃を環へと向けて言う
環
「あはは、、、」
環はそう笑ったのち、、全速力で鏡夜(キレたらヤバイ親友)から逃げた
鏡夜
「環ぃぃ!!、待て!!!」
環
「ごめん!!!!、鏡夜!!!!」
鏡夜
「誰が許すか!!、あんなふざけた事をしておいて!、今回は許さないからな!!」
環
「本当にごめんっって!!」
そう環の叫び声が桜蘭に響き渡った
多忙な首魁様は副首魁様に仕事を押し付けたりするのは当たり前
そんな七不思議のトップ、二人
彼らの存在と多忙な仕事はこれからも続く事になる
続く